
軽自動車だからといって、安全性や質感を妥協しなければならない時代はすでに過ぎ去った。日本の軽自動車市場で着実に存在感を示してきた日産デイズが、2026年7月27日に商品性を向上させた一部改良モデルを発表し、再びその事実を証明した形だ。

今回の改良のポイントは、目立たないが実際の走行で確実に体感できる安全機能の進化と、車の印象を一変させる新しいツートンカラーだ。価格は消費税込みで150万400円から214万600円に設定された。この小さなハイトワゴンの具体的な変化を詳しく見ていく。

デイズは日産の代表的軽自動車として10年以上の歴史を刻んできたモデルだ。初代は2013年に登場し、現行の2世代目は2019年3月にデビューした。同世代で既に先進的な安全装備を備え、消費者から高い評価を得ているモデルとなっている。

デイズは日産と三菱自動車が共同設立した合弁会社NMKVで開発され、三菱eKシリーズと兄弟車関係にあるのも特徴だ。全高は1,600mm前後で、ゆったりとした室内空間を確保している。パワートレインは自然吸気エンジンとマイルドハイブリッド付きターボに分かれ、CVTと2WD/4WDを選べる。

今回の改良で最も注目すべき点は安全機能の進化にある。その柱となっているのが、前方を監視するフロントカメラだ。水平画角を広げて視野を拡張することで、障害物や歩行者を感知する能力を一層向上させた。華々しい変化ではないが、死角が生じやすい日常走行でその効果が如実に現れる。

デイズはここに高速道路運転支援技術のプロパイロットをはじめ、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシストと連携し、軽自動車の枠を超える安心感を提供する。新色「ホワイトパール/シナモンラテ」「フローズンバニラパール/セラドングリーン」も追加され、ドアハンドルをルーフと同色に統一し、洗練された雰囲気を演出している。

室内も広く質感のある空間で構成され、外観とバランスを取っている。後部座席に物を置いたまま降車するのを防ぐ後席リマインダーが新たに搭載され、USB Type-C電源ポートも設けられた。改良型デイズは2026年7月27日から既に販売を開始しており、日常の使い勝手を磨いた進化が軽自動車市場でどう評価されるか注目される。