業界の賞まで獲ったエンジンが、なぜ7万km手前で力尽きた? 日産VCターボ、分解しても原因は出てこない!

引用:日産
引用:日産

日産の可変圧縮比ターボ(VCターボ)エンジンが、再び欠陥問題に直面している。最近公開された分解事例で、5万マイルにも達せず交換されたローグのエンジン内部が判明した。故障原因は従来のリコールとは性質が異なり、業界と消費者の注目を集めている。

引用:日産
引用:日産

VCターボは発売当初、業界の賞を受けるほど高く評価されていた。しかしその後、早期故障やベアリング損傷の報告が相次ぎ、日産はKR15DDT・KR20DDETエンジン搭載車の数十万台をリコール、訴訟にも発展した。今回はYouTube「I Do Cars」が入手した2023年型ローグで、走行距離4万3,000マイル(約6万9,000km)でのエンジン交換事例だ。

引用:IDoCars
引用:IDoCars

分解初期の状態は良好だったが、タイミングカバーを開けると冷却水混入を示す乳白色のオイルが確認された。リコール原因の連結部品破損やベアリング損傷は見られず、可変圧縮比の部品にも異常なし。シリンダーヘッドやガスケット、各種クーラーを調べたが明確な原因は特定できず、分解を行ったエリック・バーグ氏は従来と異なる新たな故障と結論付けた。

引用:IDoCars
引用:IDoCars

同様の症状を訴えるオーナーも少なくないが、バーグ氏はこの1件だけで断定はできないとする。VCターボ搭載車が必ず故障するわけではないが、警告灯や異常音、原因不明の冷却水減少を放置しないことが重要だ。所有者はリコール対象かを確認し、該当すれば無償のベアリング点検やエンジン交換、保証延長を受けられる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

モバイルバージョンを終了