「サクラが変わった」日産が新デザイン投入、軽EVトップの座を守れるか

引用:日産
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日産「サクラ」マイナーチェンジ発表、新型リーフ譲りのフロントフェイスで圧倒的シェア維持へ

日産自動車は4月14日の大規模発表に先駆け、軽電気自動車「サクラ」の改良新型モデルを先行公開した。サクラは2022年の発売以来、国内EV市場で不動の人気を誇るトップシェアモデルであり、今回のマイナーチェンジは急速に進化を遂げる軽EV市場でのリードをさらに広げる戦略的な一手となる。

フロントフェイスの刷新:次世代EVデザインへの進化

今回の変更で最も目を引くのは、フロントフェイスの刷新だ。ボディと同色のソリッドグリルを採用し、次世代の「リーフ」を想起させる未来的かつクリーンなイメージを強調。バンパーもよりシャープな造形へと変更され、従来モデル以上に洗練された印象を与えている。また、新色「ミナモノサクラ」の追加により、軽自動車らしい親しみやすさと上質さを両立させた。

インテリアの改良:細部へのこだわりで利便性を向上

インテリアについては、好評を得ている基本レイアウトを踏襲しつつ、実用性を高める改善が施された。助手席カップホルダーの追加や、利便性を高めるためのUSB-Cポートの配置見直しなど、日常の使い勝手を向上。7インチのメーターパネルと9インチのインフォテインメントシステムを継続採用することで、車両価格の大幅な上昇を避けつつ、デジタル環境の充実を図っている。

主要スペックは継続:高いコストパフォーマンスを堅持

パワートレインおよび走行性能は、信頼性の高い従来モデルのスペックを維持している。最高出力は47kW(64ps)、バッテリー容量は20kWh、航続距離は約180km(WLTCモード)となっており、いずれも従来モデルから据え置きとなる。

車両価格は260万円〜308万円程度に設定される見通しだ。国や自治体の補助金を活用することで、実質的な購入価格を200万円以下に抑えることが可能な価格帯を維持しており、依然としてクラス最高レベルの競争力を誇る。

国内EV販売トップの座を盤石に

サクラは2025年度も年間1万4,000台を超える販売実績を残し、日本のEV市場を牽引し続けている。今回の改良は、大幅なスペックアップよりも「価格と価値のバランス」を重視する日産の戦略を鮮明にしたものだ。ホンダや三菱自動車が競合モデルを強化する中、日産はデザインと利便性のブラッシュアップにより、軽EV市場における圧倒的なシェアを盤石にする狙いである。

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