
トヨタはRAV4とランドクルーザーをベースにした新型電動SUVの発売準備を進めている。
10日(現地時間)、EV専門メディア「エレクトレック」の報道によると、トヨタは米ケンタッキー工場で新型電動SUVを生産する予定で、既存のレクサスESセダンの生産は日本に移管されるという。
この決定は米国の自動車関税とは無関係であり、トヨタはレクサスブランドの生産を一か所に集約する方針だ。また、ケンタッキー工場では大型SUV「グランドハイランダー」の生産拡大も計画されている。
RAV4とランドクルーザーのEV版は、2027年までに米国市場に投入される7種類の新型EVモデルの一つとなる。さらに2026年にはC-HRとbZウッドランドクロスオーバーSUVの発売も予定されている。
トヨタ北米副社長デイヴィッド・クリスト氏は「EV、ハイブリッド、プラグインハイブリッド車を多数準備している」と述べ、トヨタの電動化戦略が本格化することを示唆した。