カリナン電動化の兆候 ロールス・ロイス第2EV開発が表面化

【引用:ロールス・ロイス】ロールス・ロイスの第2弾となる電気自動車とみられる大型SUVのプロトタイプが、極寒環境での走行テスト中に初めて確認された。車体は厳重なカモフラージュが施されているものの、全体的なプロポーションやシルエットは同社唯一のSUVであるカリナンに近く、電動版カリナン、もしくは新たな電動SUVとして投入される可能性が高いと見られている。メーカーからの公式発表はないが、ブランド初の電気自動車であるスペクターに続く次世代EVの準備が進められていることは周知の事実だ。

AUTOCAR JAPAN

【引用:AUTOCAR】今回撮影されたプロトタイプは、スウェーデンにある極寒テスト施設で評価走行を行っており、大容量バッテリーや電動パワートレインの低温耐性を検証する段階にあると考えられる。ロールス・ロイスは電動化への本格転換に備え、2025年に英国ウェスト・サセックスの本社施設へ大規模な設備投資を実施しており、こうした基盤整備が電動SUV開発を後押ししている。重量級かつ超高級車という特性上、早期から過酷な環境での試験が不可欠となる。

AUTOCAR JAPAN

【引用:AUTOCAR】市場動向を見ると、カリナンは年間販売台数5,664台の中でも大きな割合を占める主力モデルであり、その電動化や派生モデルの投入は戦略的に自然な流れといえる。一方で、近年の高級車市場では電気自動車の需要減速も指摘されており、完全な電動化への移行はロールス・ロイスにとって容易な判断ではない。内燃機関SUVで築いたブランド価値を、いかに電動モデルへ継承するかが重要な課題となる。

AUTOCAR JAPAN

【引用:AUTOCAR】技術面では、スペクターと同様にロールス・ロイス専用のArchitectureofLuxuryプラットフォームを採用する可能性が高い。バッテリーやソフトウェアなどの中核技術についてはBMWグループの最新EV技術が活用される見通しで、これらは最新世代のBMWiX3で初めて導入され、最大約800kmの航続距離を実現したことで注目を集めている。さらに本モデルは、BMWからロールス・ロイスへ移籍したデザイナーが主導する初の新型車になるとされ、同社の電動化フェーズを象徴する一台になる可能性が高い。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0200-36783911-thumb
世界に1台だけの993型、840馬力とアイアンマンのモチーフで8年分の技術を一点に注いだ
CP-2023-0397-36780787-thumb
「ハンドルもペダルもない」テスラが量産開始したロボタクシーの現在地
CP-2023-0186-36779759-thumb
車を売る前に必ず確認を、前オーナーの通話履歴・経路データが新オーナーの手に渡っている
CP-2025-0292-36783727-thumb
過去最大1,210万台リコール、なぜこれほどの規模になったのか 自動車「デジタル化」の代わりに失ったもの
CP-2025-0292-36783628-thumb
「掃除機メーカーが作ったって?」中国が米名門大まで引き込んだEV戦略、業界が警戒する理由
CP-2023-0203-36783118-thumb
日産にすら先を越された、ホンダ自動運転の1年遅延が「競争力の差」ではなく「判断の失敗」である理由
CP-2023-0142-36783577-thumb
「なぜ韓国だけで売れないのか」ホンダが突きつけた問い、電動化とブランド力で詰め寄られた末路
CP-2024-0164-36738927-thumb
「ヨットにもF1を宿らせた」ハイパーセイルに刻まれたフェラーリ100年の設計哲学