
【引用:ランボルギーニ】ランボルギーニは15日(現地時間)、米国で開催された2025年モントレー・カー・ウィークにおいて新型スーパーカー「フェノメノ」を発表した。わずか29台のみが生産される限定モデルで、V型12気筒自然吸気エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを採用している。セントロ・スティレ設立20周年を記念する特別な一台として登場した。

【引用:ランボルギーニ】「フェノメノ」の車名は、2002年にメキシコ・モレリアで伝説的な活躍を見せた闘牛に由来し、イタリア語とスペイン語で「驚異的な存在」を意味する。ランボルギーニの特別限定モデルは2007年のレヴェントンを皮切りに、セストエレメント、ヴェネーノ、チェンテナリオ、シアン、カウンタックと続いており、フェノメノはその最新作として位置づけられる。

【引用:ランボルギーニ】デザイン面では、低く構えたボディとボンネットに刻まれたY字モチーフが印象的だ。ランプ類やエアインテーク、キャラクターラインにもこの意匠が取り入れられ、カーボンファイバー素材が随所に使用されている。特にフロントには「フォージドコンポジット」と呼ばれる鍛造複合材を採用。2007年のレヴェントンで初導入された技術を進化させ、軽量かつ高剛性の構造を実現した。

【引用:ランボルギーニ】パワートレインはV12エンジン(835馬力)と3基の電動モーター(245馬力)を組み合わせ、システム合計で1,080馬力を発揮する。シングルナットホイールに装着されたブリヂストン製サーキット用タイヤと相まって、0-100km/h加速2.4秒、0-200km/h加速6.7秒を実現。最高速度は350km/hに達し、パワーウェイトレシオ1.64kg/CVというブランド史上最高の数値を記録した。