
メルセデス・ベンツが「GLE」「GLEクーペ」「GLS」の3車種を同時にマイナーチェンジした。今回の変更は単なる改良を超え、約3,000点の部品を刷新した大規模なアップデートとなっている。
フロントは大型化したグリルと照明要素が特徴だ。中央のエンブレムを強調したライトデザインと、星形グラフィックを採用したヘッドランプが目を引く。リアも大きく変更された。スリム化したテールランプと立体的なスターグラフィックを採用し、ブランド・アイデンティティーをより強調している。
室内「MBUXスーパースクリーン」でフルモデルチェンジ級の進化
室内の変更が今回の改良の核心だ。標準装備される「MBUXスーパースクリーン」は、12.3インチディスプレイ3枚で構成されている。これによりダッシュボード構造自体が完全に刷新された。エアコン吹き出し口とステアリングホイールも最新デザインに変更されている。
新しいトリム素材も採用し、高級感を強化した。さらにAI(人工知能)ベースの「MBUXバーチャルアシスタント」を搭載し、ユーザー体験が大幅に向上している。オーディオシステムもアップグレードされ、15個のスピーカーを備えた3Dサラウンドシステムが採用された。
新型V8・プラグインハイブリッドまで拡大
パワートレインのラインナップも大幅に強化された。2.0リットル直列4気筒ターボから3.0リットル直列6気筒、そして新開発の4.0リットルV型8気筒ツインターボまで幅広く用意される。特に新たに追加されたV8エンジンは最高出力530馬力を発揮する。高性能SUV需要を狙った戦略だ。
プラグインハイブリッド(PHEV)モデルも注目される。EV走行モードのみで約106km(欧州仕様値)の走行が可能だ。「メルセデスAMG GLE 53ハイブリッド」はシステム出力577馬力で、走行性能と効率を両立させている。
レベル2+自動運転まで…SUVの競争力を強化
今回のモデルには最新の運転支援システムも採用された。「MB.DRIVE ASSIST PRO」がその代表例だ。このシステムは都市部でもハンズフリー走行が可能な「レベル2+」の水準に達している。従来より一段進化した技術だ。
しかし公開直後、オンラインではデザインを巡り賛否両論の意見が相次いでおり、実際の販売台数にどのような影響を与えるか注目が集まっている。