「売れなさすぎて方向転換?」…アルファロメオ、PHEVを捨て“生き残り”を賭ける

【引用:アルファロメオ】販売不振に苦しんでいたアルファロメオが、大胆な決断を下した。米国市場で販売が急落したSUV『トナーレ』が、ブランド再生の切り札として再登場したのである。2018年の初代登場以来、デザインの美しさで注目を集めたものの、消費者の評価は「高価で中途半端」。結果として販売は伸び悩み、アルファロメオはついに構造改革に踏み切った。

【引用:アルファロメオ】新型トナーレは単なるマイナーチェンジではなく、事実上の再設計だ。外観は『33ストラダーレ』から着想を得た新デザインのフロントグリルを採用し、ボディラインもよりアグレッシブに進化。内装は質感を高めつつ、操作系をシンプルに統一した。そして最大の変化は、米国市場でプラグインハイブリッド(PHEV)を完全に廃止した点にある。電動化が主流となる中での逆行とも思える選択だが、アルファロメオは現実的な収益構造の確立を優先した。

【引用:アルファロメオ】一方、欧州市場では真逆の戦略を取っている。1.5ℓハイブリッドやPHEV、ディーゼルなど多様なパワートレインを維持し、環境規制への対応を前面に押し出す。つまり、アルファロメオはグローバル統一モデルを捨て、地域ごとに最適化された戦略に舵を切ったのだ。北米ではコスト削減と利益重視、欧州では環境対応という二極戦略で生き残りを図る。

【引用:アルファロメオ】新型トナーレは2026年モデルとして年末に米国市場で発売予定だ。アルファロメオにとっては単なる商品改良ではなく、生存を懸けた再起プロジェクト。もし成功すれば、ブランドは再び「情熱と理性が共存するイタリア車」としての存在感を取り戻すだろう。失敗すれば、北米市場からの撤退が現実味を帯びる。まさに背水の陣である。

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