欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開

【引用:フォルクスワーゲングループ】2035年に内燃機関車の新車販売禁止を控える欧州で、電気自動車をめぐる競争が一段と激化している。自動車の本場ドイツで開幕した世界最大規模のモビリティ展示会「IAAモビリティ2025」では、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツの3社が最新技術を集結させた次世代EVを披露し、電動化時代でも業界の主導権を握る強い意志を示した。

【引用:フォルクスワーゲングループ】欧州市場で存在感を強める中国新興EVメーカーに対抗するため、3社は電動化とソフトウェア定義型自動車(SDV)の最新技術を投入した新型モデルを初公開。8日(現地時間)、メッセ・ミュンヘンでの会場では「ID.クロスコンセプト」(フォルクスワーゲン)、「新型iX3」(BMW)、「GLC with EQテクノロジー」(メルセデス・ベンツ)が注目を集めた。

【引用:フォルクスワーゲングループ】欧州最大手フォルクスワーゲングループは「皆のための電動化」を掲げ、共通プラットフォームによる効率化戦略を発表。来年にはフォルクスワーゲン、シュコダ、クプラの3ブランドを通じ、2万5,000ユーロ台(約430万円)のEV3モデルを投入する。中でも「ID.クロスコンセプト」は211馬力のモーターと420kmの航続距離(欧州基準)を実現し、大きな話題を集めた。さらにID.2 ALLの量産型「ID.ポロ」や高性能仕様「ID.ポロGTI」も順次投入し、2027年には2万ユーロ台の普及価格帯モデルを追加する計画だ。

【引用:etNews】BMWは次世代電動化プラットフォーム「ノイエクラッセ」を採用した初の量産車「新型iX3」を発表。BMWの象徴である「駆けぬける歓び」をEVで体現するスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)として開発された。新設計のデザイン言語と円筒形セルを採用した新型高電圧バッテリーを搭載し、ユーザー体験を刷新するパノラミックiDriveを備える。Aピラー間に広がるパノラミックビジョンや3Dヘッドアップディスプレイを含む先進UIを採用し、「スーパーブレイン」と呼ばれる4基の高性能コンピューターによるSDV機能強化で走行性能を大幅に高めている。

【引用:etNews】一方、メルセデス・ベンツはGLCをベースに電動化した「GLC with EQテクノロジー」を初公開。来年上半期に発売予定の最上位モデル「GLC 400 4MATIC」は、欧州基準で最大713kmの航続距離を誇る。外観には新開発のクロムグリルを採用し、内装には99.3cmのシームレスMBUXハイパースクリーンを搭載。AIベースの車載OS「MB.OSスーパーブレイン」に加え、マイクロソフトやGoogleのAIを統合した第4世代MBUXを組み込み、自動運転や充電、インフォテインメント機能を統合制御する。

【引用:etNews】オラ・ケレニウス会長は「メルセデスは内燃機関時代に培った強さを土台に、EV時代でも妥協のないプレミアムを提供する」と宣言。2027年までに40車種以上の新型車を投入する計画を明らかにした。欧州自動車産業は今、電動化とソフトウェアを軸に新時代の競争を迎えている。

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