アウトドアも街乗りも思いのまま!新型「フォレスター」が国内仕様で挑む「理想の一台」その全貌が明らかに

スバル・フォレスターの6代目
多彩なドレスアップオプションを用意
ディーラー専用オプションも展開予定

引用:スバル
引用:スバル

スバルが6代目フォレスターの国内仕様を正式に公開し、本格的な市場投入を予告した。すでに北米や欧州で先行公開されたデザインをベースに、国内市場向けには大胆なカスタムパッケージが設定され、車両の個性を大きく引き立てる内容となっている。中でも注目は、オフロード感を強調した「アドベンチャースタイルキット」と、STIのイメージをまとう「スポーツパッケージ」。ユーザーの好みに応じて、フォレスターを全く異なるキャラクターのSUVとして楽しめるのが魅力だ。

特に国内仕様のフォレスターでは、内外装のスタイリングだけでなく、実用性を重視したディーラー専用オプションも豊富に用意されている。アウトドア仕様に最適化されたパッケージから、都市型トリムでは控えめな高級感を演出する構成まで幅広く揃い、国内のユーザーが求める繊細な嗜好に応える仕立てとなっている。

引用:YouTube「Subaru On-tube」
引用:YouTube「Subaru On-tube」

鎧を纏ったアドベンチャースタイル
STIスポーツパッケージも用意

国内仕様の6代目フォレスターはX-Break・プレミアム・スポーツという3つのトリム構成となる。このうち、X-Break専用で用意されるアドベンチャースタイルパッケージは、まるで鎧をまとったかのような力強い外観が特徴だ。クラッディングはより大胆に盛られ、フロントグリルには「SUBARU」のレタリングが入り、鋭く伸びるランニングユニットと大胆なボディパネルデザインが圧倒的な存在感を放つ。

一方、STIスポーツ外装パッケージは、フロントスプリッター、サイドスカート、リアバンパーエクステンションなどの専用エアロパーツでスポーティな雰囲気を際立たせる。赤いアクセントを効かせたボディキットに、ブラック仕上げの18インチホイール、さらにデュアルエキゾーストにはSTIロゴが刻まれ、STIパフォーマンスマフラーもオプション装着が可能。ただし、足回りやパワートレインは標準仕様のままとなり、あくまでエクステリア重視のオプション構成となっている。

引用:YouTube「Subaru On-tube」
引用:YouTube「Subaru On-tube」

実用性を極めた室内オプション
ハイブリッドとターボをの二本立て展開

プレミアムトリムにはシルバーアクセントとダークグレートーンの19インチホイールが組み合わされ、落ち着いた高級感を醸し出している。インテリアも実用性を追求した仕様となっており、アルミ製スポーツペダル、撥水シートカバー、ドアスカッフプレート、ウィンドウ用サンシェードなど、日常での使い勝手を考えた装備が多数そろう。さらに荷室にはアウトドアユースを想定したラゲッジフックなど、利便性を高めるオプションが充実している。

パワートレインは、1.8リッターガソリンターボエンジンと2.5リッター級のハイブリッドシステムを用意。ハイブリッドはトヨタの技術を活用しつつ、スバルの水平対向エンジンとAWDシステムを組み合わせることで、スバルらしい走行フィールをしっかりと維持している。ハイブリッドモデルは電動モーターを含めたシステム出力で約194馬力を発揮し、従来の内燃機関モデルと比べても静粛性と燃費性能で優位に立つ。

引用:スバル
引用:スバル

フォレスターの完成形
4月17日に詳細スペックを正式発表

スバルは4月17日に、国内市場向け6代目フォレスターの最終仕様と価格を正式に発表する予定だ。現時点で公開されている情報だけでも、北米仕様とは明確に差別化されており、パッケージやオプションの選択肢の豊富さにおいても国内仕様が一歩先を行っていることがうかがえる。これはスバルが国内企業として、国内のユーザーのニーズを正確に把握しているからこそ実現できたアプローチだろう。

力強い外観を備えたアドベンチャースタイル、STIテイストをまとったドレスアップパッケージ、実用性を徹底的に追求した室内構成、そしてハイブリッドとターボエンジンの2本立てのパワートレイン展開。6代目フォレスターは単なるフルモデルチェンジにとどまらず、スバルというブランドの方向性とユーザー中心の戦略が色濃く表れた一台だ。とりわけ国内市場では、この新型フォレスターの本当の姿を最も早く、そして多彩な形で体験できることになるだろう。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-31872733-thumb
【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
CP-2024-0164-31872411-thumb
【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
CP-2024-0164-31872424-thumb
「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
CP-2022-0212-31782885-thumb
【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
CP-2025-0200-31804945-thumb
【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
CP-2023-0215-31774786-thumb
BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
CP-2025-0133-31848369-thumb
SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
CP-2025-0133-31848414-thumb
EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
  • アクセスランキング

    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
    BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
    SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー
    時速160kmの怪物マシン『Turbo』登場…世界最速を狙う電動キックボード、価格は440万円超

    最新ニュース

    CP-2024-0164-31872733-thumb
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    CP-2024-0164-31872411-thumb
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    CP-2024-0164-31872424-thumb
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    CP-2022-0212-31782885-thumb
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    CP-2025-0200-31804945-thumb
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
    CP-2023-0215-31774786-thumb
    BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能

    主要ニュース

    CP-2025-0133-31848420-thumb
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー
    CP-2025-0133-31812658-thumb
    時速160kmの怪物マシン『Turbo』登場…世界最速を狙う電動キックボード、価格は440万円超
    CP-2025-0133-31812634-thumb
    個人用空飛ぶマシン『ヘリックス』登場!カナダ発eVTOLが量産フェーズ突入、2800万円から予約開始
    CP-2023-0215-31773083-thumb
    【限定29台】ランボルギーニ新型「フェノメノ」公開!V12ハイブリッドで史上最強の加速性能
    CP-2025-0133-31812687-thumb
    【次期カローラ】2027年モデル予想レンダリング公開 トヨタ最新戦略でハイブリッド専用化の可能性
    CP-2023-0215-31773084-thumb
    【モントレー・カー・ウィーク】アストンマーティン、限定スリルシーカー3台と量産型ヴァルハラを世界初公開