日産のシルビアがついに復活!新たなプラットフォームで挑むスポーツカーの革新

日産のスポーツカー、シルビア

復活のニュースが流された?

関係者が直接伝えたニュース

引用:Facebook「Camshaft」

日産のエントリー級スポーツカー、シルビア

関係者が公言し事実が明らかに

SUVとクロスオーバーに需要が集中し、環境規制が厳しくなる中、日産GT-Rのような純粋なスポーツカーは明らかに肩身が厳しくなってきた。残っているスポーツカーは二酸化炭素排出量を合わせるために退場することが多く、新たに発売されるスポーツカーは各種電子機器で覆われ、生の味わいを失いつつある。

このような中、かなり嬉しいニュースが伝えられた。2002年生産中止となった日産のエントリー級スポーツカー「シルビア」が復活するという知らせである。数ヶ月前から同モデルが再発売される可能性があるという話が流れていたが、その時は皆噂に過ぎなかった。しかし最近、日産の関係者がインタビューを通じてこれを公言し、最終的に事実であることが明らかになった。

引用:Reddit
引用:ABC

エントリー級スポーツカーとして計画

新規プラットフォームをベースに開発

5日(現地時間)、オーストラリアの自動車専門メディア「ドライブ(Drive)」は日産ブランドグローバル製品戦略担当副社長のイバン・エスピノサ(Ivan Espinosa)氏とのインタビューを公開した。彼はインタビューで「次世代シルビア開発プロジェクトが初期段階にある」とし、「既存のスポーツカーラインナップであるGT-Rや400Zよりも低いポジションで商品を企画中だ」と伝えた。

注目すべき点は新型シルビアが日産の現行モデルに使われるプラットフォームではなく、新規開発されたプラットフォームをベースにしているという点だ。プラットフォーム開発には巨額の初期コストがかかるため、日産は資金調達に少々困難を抱えていると伝えられていた。しかし、コスト問題さえ克服すれば競合モデルとは差別化できる独自性を持つことができる。

引用:Reddit
引用:YouTubeチャンネル「KondorCars」

最近は共同開発が主流だが

新型シルビアは独自開発することに

現在販売している他社のスポーツカーの事例を見てみよう。トヨタはBMWと手を組んでスープラ、Z4のプラットフォーム、パワートレインを共有したことがある。スバルとの共同開発で、バッジエンジニアリングに近く、マツダもフィアットと共にMX-5、124アバルトをそれぞれ開発した。このような共同開発は開発コストを抑え、投資リスクを減少させるという利点があるが、消費者の立場からは不満が生じることが避けられない。スープラだけでも「トヨタエンブレムが付いたBMW Z4」と揶揄される状況である。

一方、日産は新型シルビアに新プラットフォームを適用するだけでなく、他のメーカーとの共同開発なしに独自開発を行う予定である。 日産独自のアイデンティティを完全に保持できるようになるのだ。だが、パワートレインに関しては賛否が少しずつ分かれている雰囲気である。厳しい環境規制の中でやむを得ず、純粋内燃機関は搭載されないとの情報があるためである。

引用:Car Expert
引用:CarScoops

ハイブリッド or 電気自動車

海外市場にも販売

日産は新型シルビアに完全電動化パワートレインとハイブリッドパワートレインのどちらを適用するかについては、まだ具体的に明かしていない状況である。しかし、ハイブリッドが主流の現状と電気自動車分野での弱点を抱える日本完成車業界の平均能力、スポーツカーの特性上内燃機関を好む声が高い点を考慮すると、ハイブリッドになる可能性が高いと考えられる。

期待される点は新型シルビアが日本国内市場に限らず、グローバル市場全体で販売されるという点である。ここには生産量の増加による規模の経済を成し得て販売価格を下げる目的も含まれている。これまでに発表された新型シルビアの予想レンダリングが期待を集めているが、その成果物は2020年代後半に見ることができる見通しである。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

1件のフィードバック

  1. シルビアは、女神のような装いで登場してほしい。予想図は残念としか言えない。まぁ、ハイブリッドだろうがなんだろうが、MT希望。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2025-0003-33616510-thumb
真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
CP-2023-0065-33554037-thumb
なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
CP-2023-0065-33546398-thumb
電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
CP-2023-0065-33549239-thumb
トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
CP-2023-0065-33518933-thumb
ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
CP-2023-0076-33609005-thumb
車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
CP-2023-0065-33584636-thumb
「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
CP-2023-0065-33542147-thumb
ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
  • アクセスランキング

    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
    車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
    「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
    ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える
    電動クーペSUVの新基準、iX4が“平均値”を一気に引き上げた

    最新ニュース

    CP-2025-0003-33616510-thumb
    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    CP-2023-0065-33554037-thumb
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    CP-2023-0065-33546398-thumb
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    CP-2023-0065-33549239-thumb
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    CP-2023-0065-33518933-thumb
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
    CP-2023-0076-33609005-thumb
    車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる

    主要ニュース

    CP-2023-0186-33542454-thumb
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える
    CP-2023-0065-33513499-thumb
    電動クーペSUVの新基準、iX4が“平均値”を一気に引き上げた
    CP-2023-0065-33507289-thumb
    「スーパーカーはいらない」、Z世代女性スター4人が“毎日SUV”を選んだ理由
    CP-2023-0397-33526590-thumb
    米国でマツダ“本気EV”が出現、世界市場巻き返しの狼煙
    CP-2024-0181-33409230-thumb
    ハンドルが震えた瞬間、それは“危険信号”走行中の異常振動に要注意
    CP-2025-0248-33479712-thumb
    トヨタは本当にやった、電動ピックアップで“実用性の壁”突破