エンジンをかけた瞬間、ボンネットの中がオイルまみれになった! 閉め忘れていたのは、たったひとつのキャップ

【引用:Depositphotos】エンジンオイルを自分で交換すれば整備費用を抑えられるが、わずかな操作ミスがエンジンの損傷や高額な修理費につながりかねない。オイルの種類や量、フィルター、ガスケットなど確認すべき点は多く、一つでも誤れば負担やオイル漏れを招く。最も基本となるのは交換時期で、劣化したオイルは潤滑性能を失い、燃費やエンジン寿命に影響する。国内のガソリン車では走行1万5,000kmまたは1年のいずれか早い方が目安で、ターボ車やシビアコンディションではより短い周期が推奨される。オイルは時間の経過だけでも劣化するため、走行距離が伸びていなくても定期的な交換が望ましい。

【引用:Depositphotos】オイルの種類を誤ると必要な添加剤が不足し、摩耗や故障、保証無効を招くおそれがある。取扱説明書で適合する種類を確認し、多少高くても規定に合った合成油を使う方が結果的に得になる。冷えた状態ですぐに交換するのも避け、5分ほど暖機して粘度を下げてから作業したい。オイル量は少なすぎれば潤滑不足で摩擦や加速の鈍化を招き、多すぎればクランクシャフトへの接触や排気側への流入でガスケットやシールを損傷させる。必要量は車種によって異なるため、目分量ではなく取扱説明書どおりの量を正確に入れる必要がある。

【引用:Depositphotos】オイルフィルターを新品に交換しないと、汚染物質がエンジン各部に広がり潤滑性能が低下して過熱の危険が高まる。取り付けの際は締めすぎによるねじ山の破損やOリングの破損に注意し、Oリングにはあらかじめオイルを塗って手で適度に締めたところで止め、エアツールは使わない方がよい。高さやガスケット、ねじ山の規格が正確に合致する車種指定の純正フィルターを選ぶ必要もある。ドレンプラグは締めすぎるとねじを傷め、次回外しにくくなり深刻な場合はオイルパンごと交換することにもなるため、手で回らなくなるところまで締めるのが基本となる。

【引用:Depositphotos】ドレンプラグのガスケットは時間の経過とともに変形しオイル漏れの危険が高まるため、数百円程度で購入できることから毎回新品に交換したい。新品のフィルターガスケットにもあらかじめオイルを塗っておけば、取り付けや後の取り外しが容易になる。最後に見落としがちなのがオイル注入口のキャップの閉め忘れで、付けないままエンジンを始動するとオイルがボンネット内に飛び散り、作業を最初からやり直すことにもなる。手順さえ分かれば自分でのオイル交換は十分にこなせるが、わずかな不注意が整備工場への支払いを上回る代償として返ってくる。

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