「なぜ譲らない?」追い越し車線に居座る車、その頭の中にあった理屈

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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高速道路を走っていると、時々イライラさせられるドライバーに遭遇する。追い越し車線を低速で走り続け、後続車の進行を妨げて譲らない者たちだ。日本ではこうした運転者を「右側居座り」と呼ぶが、最近その行動を巡る論争が再燃している。

単に後続車両を苛立たせるだけでなく、より深刻な問題がある。追い越し車線を低速で走り続ける行為は道路交通法上の「通行帯区分違反」に該当する明らかな違法行為だ。さらに、後続の運転者を刺激してあおり運転を誘発する要因にもなる。

つまり、一人の誤った習慣が道路全体の流れと安全を同時に脅かすことになる。では、なぜこうした運転者は車線を譲らないのか。後続車はどう対応すべきか。今回は、日本のネットユーザーたちの生の声を交えながら、追い越し車線の占有がなぜ問題なのか、また後続車のパッシングや方向指示器の使用が正当な対応なのかを詳しく見ていこう。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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この問題は特に3車線区間が多い新東名高速道路でよく目撃される。最高速度120km/h区間があるほど快適に走れる道路だが、中央車線を走る大型トラックが時折追い越し車線に入り、なかなか元の位置に戻らないことが繰り返される。あまりにも頻繁で、2車線が多い東名高速道路の方がよりスムーズだという声さえ上がっている。

実際、最も左側の第1通行帯は空いていることが多い。日本の高速道路を走る大型・特定中型貨物車の法定最高速度は90km/hで、速度抑制装置も装着されている。トレーラーや大型特殊車、三輪車はさらに低い80km/hだ。そのため警察は、大型トラックなどを最も左側の第1通行帯を走行するよう指定する交通規制まで実施している。

つまり、3車線では大型トラックは基本的に第1通行帯を走り、追い越しが必要な時だけ第2通行帯を利用し、最右側の追い越し車線はできるだけ空けておくべきだ。規定自体はすでに明確に定められている。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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この状況に対する不満は日本のSNSで連日寄せられている。最も多いのは「低速車両」への批判だ。あるユーザーは「追い越し車線に入るなら、その車線の速度にも注意してほしい」と述べ、「100km/hで走っているのに80km/hで割り込まれると、ブレーキを踏まざるを得ず、後続車にも影響が及ぶ」と指摘した。

別の運転者は新東名の120km/h区間をよく利用するとし、「追い越し直前に、しかも方向指示器も直前にしか出さずに追い越し車線に突然入ってくる大型トラックによく遭遇する」と嘆いた。前方の走行車線で大型トラックが車間を詰めると「入ってくるだろう」と警戒するが、速度差が大きいため急ブレーキを踏むことになり、ヒヤリとするという。

ただし、「前を塞いだ後ハザードランプで軽く謝意を示すトラック運転手を見ると、こちらも自然と寛容になる」とし、配慮の重要性も指摘した。小さな合図一つが道路上の緊張を大きく和らげることを示す例だ。

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より根本的な問題は運転者の誤った認識にあるとの指摘もある。あるユーザーは「追い越し車線を100km/hで走り続ける運転者の中には、法定速度を守っているから譲る必要はなく、追い越そうとする車が間違っていると信じている人が多い」と述べた。そして「自分より速い車が接近したら進路を譲るべきというルールが存在することを、運転教習所や免許更新時にしっかり教えるべきだ」と提案した。このルールを知らずに運転する人が少なくない点で、傾聴に値する意見だ。

警察の取り締まり方法への批判もあった。「追い越しも制限速度内で行うべきだが、実際には速度違反する車も多く、最近は車間距離を取らない人が増え、走行車線に戻るのも難しい」との指摘があった。最右車線が常に空いているわけではなく、取り締まり基準が曖昧だという不満だ。規則を知ることと実際に守ることの間にはギャップがあるということだ。結局、規則と現実、運転者の認識と警察の取り締まりが絡み合い、容易には解決できない問題となっている。

ネットユーザーたちの声には納得できる点が多い。最高速度100km/hの道路で追い越し車線を走っていて、後続車が接近しても「これ以上速度を出せば違反になる。自分は正しいから譲る必要はない」と考える運転者が実際に多いからだ。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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さらに、やっと左の走行車線に移った後も「え?何か間違えたのか?」という困惑した表情を見せる人も少なくない。自分の行動が後続車にどう影響するかを認識していない場合が多いということだ。もちろん、制限速度を守ることは運転者の基本的な義務だ。

しかし追い越し車線は文字通り追い越しのためのスペースであり、後続車が接近したら自然に譲ることが道路上の基本常識であり、明文化された規則でもある。これは単なる後続車への配慮を超え、不要なトラブルや報復運転を防ぐ安全装置でもある。自分の正当性にこだわるのではなく、互いの流れを尊重する小さな譲り合いが、結局は自分を含めた全員のより安全で快適な運転につながる近道だということを忘れてはならない。

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