
トヨタ自動車が、2026年モデルの「C-HR」電気自動車を含む新型バッテリー電気自動車(「BEV」)を発表し、米国市場における「EV」ラインナップを拡充した。
4日(現地時間)、「インサイドEVs(InsideEVs)」の報道によると、今回の新車投入は、トヨタが電気自動車市場での地位を強化し、多様な消費者層をターゲットとした選択肢を広げる戦略の一環とみられる。
「C-HR」2026年モデルは、先行して発売されている「bZ4X」よりもサイズが小さく、価格負担を軽減したモデルである。デュアルモーターによる四輪駆動と74.7kWhのバッテリーを搭載し、一回の充電で約466kmを走行できる。静止状態から時速約96km(60マイル)に達するまでの時間は5秒台を記録しており、北米充電規格(「NACS」)の充電ポートを採用したことで、既存の「スーパーチャージャー」の利用がさらに容易となった。
「C-HR」は「bZ」シリーズよりも全長およびホイールベースが短く、室内空間や積載スペースは減少したものの、性能と効率の面で競争力のある選択肢として位置づけられている。欧州向け「C-HR+」は、前輪駆動モデルと経済的な価格設定のオプションを備えており、57.7kWhおよび77.0kWhのリチウム鉄リン(「LFP」)バッテリーを採用することで、より合理的な価格での提供を実現している。
トヨタは北米市場において、「C-HR」とともに大型の「bZウッドランド(Woodland)」や一部モデルをスバルブランドからも発売する計画である。価格は3万5,000ドル(約539万円)以下から始まると予想されており、消費者の選択肢を広げる効果が期待される。
今回の新車発売は、トヨタが小型から大型まで多様な「EV」モデルを提供することで、米国市場での競争力を強化し、グローバルな電気自動車市場でのシェアを拡大する重要な足がかりとなる見通しだ。