
アキュラは、新型電動SUVである「アキュラRSXプロトタイプ」を2026年に発売する予定だ。
報道によると、24日(現地時間)付の海外電気自動車メディアは、アキュラRSXプロトタイプがホンダの新しい「ゼロEVプラットフォーム」を基に製作された初のモデルであり、米オハイオ工場で生産される計画であると報じた。
アキュラは既存のセダンスタイルを廃止し、スポーツクロスオーバーSUVデザインを採用した。長いホイールベース、短いオーバーハング、ダックテールスタイルのリアスポイラー、フラッシュドアハンドル、ブレンボ製大径ブレーキが採用され、シャープな外観を具現化した。前面にはダイヤモンド・ペンタゴングリルと分離型ヘッドライト、後面にはフルレングスライトバーと新しいアキュラのロゴが刻まれている。
アキュラRSXプロトタイプは、ホンダの新しいオペレーティングシステム「ASIMO OS」を搭載し、スマートフォンに類似したユーザー体験を提供する。また、高度な運転支援機能と機械学習に基づくパーソナライズ機能も装備している。デュアルモーター四輪駆動システムが適用されているものの、バッテリー仕様は現時点では未公開である。
一方、アキュラは既存の電動SUVであるZDXを2026年モデルのラインナップから除外し、プロローグのみを米国市場に残す方針だ。これに先立ち、現在最大1万6,550ドル(約257万5,800円)のEV割引特典を提供しており、プロローグの購入を希望する消費者は、アキュラ公式サイトで最寄りのディーラーを確認することが可能である。