
テスラが低価格モデルYを開発している中、その詳細がハッカーによって明らかにされた。
20日(現地時間)、電気自動車専門メディア『Electrek』によると、この低価格モデルYはコードネーム「E41」と呼ばれ、既存モデルより安価な素材を採用し、一部機能を削減することで価格を抑える見込みだ。メキシコで登場した低価格版モデル3と同様の戦略で、レザーの代わりにファブリック素材を使用し、リアディスプレイやアンビエントライトの削除、オーディオシステムの簡素化などが想定されている。
「Green」と名乗るテスラ関連のハッカーは、最新のファームウェア解析を通じて新型モデルYのさらなる仕様を発見した。そこには、基本オーディオシステム、ヒーターレスのバックカメラ、センターコンソールのエアフロー削除、新しいフロントデザイン、簡素化されたルーフと室内照明、単軸シート調整、電動格納ミラー非搭載、パノラマガラスルーフ非搭載、リアディスプレイ非搭載、タイヤ空気圧モニタリングシステム非搭載、18インチホイール、ダウングレードされたサスペンションといった装備が含まれている。
発売時期は公式に発表されていないものの、連邦税控除終了後もモデルYの需要が続いていることを踏まえると、第4四半期に登場する可能性が高い。販売価格は3万5,000ドル(約520万円)前後になると予測されている。