VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー

【引用:フォルクスワーゲン】フォルクスワーゲンは9月のミュンヘンモーターショーで、第2世代となる新型T-ロックを初公開する計画だ。内燃機関モデルに加えてハイブリッドや電気自動車も用意され、すでにティーザー画像が公開されている。黒い車体に黄色の文字をまとったプロトタイプが写されており、年初に流出した写真と同一の個体であることが確認されている。

【引用:フォルクスワーゲン】リーク画像では、大型グリルにハニカムパターンを組み合わせ、シャープなヘッドライトやLEDライトバーを備える刷新されたフロントフェイスが明らかになっていた。さらにリアには新型LEDテールランプが採用され、全体としてデザインの進化が見て取れる。欧州市場で人気のコンパクトSUVとして、新型の登場は大きな注目を集めている。

【引用:フォルクスワーゲン】T-ロックはこれまでゴルフやルノー・クリオ、ダチア・サンデロと並び、欧州ベストセラーランキングの常連として存在感を示してきた。だが今回の新型で成果を残せなければ、フォルクスワーゲンの欧州における地位はさらに揺らぐ可能性が指摘されている。特にクロスオーバーSUVの激戦区である欧州市場では、競争力の維持が不可欠だ。

【引用:フォルクスワーゲン】新型に設定されるハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、状況に応じて電気単独走行、内燃機関駆動、あるいは両方を同時に活用する方式を採用する。この技術はすでにゴルフやティグアンに導入されており、低燃費と実用性の両立を狙う。フォルクスワーゲンCEOトーマス・シェーファー氏は「T-ロックは南米や中国でも販売されるグローバルモデルであり不可欠な存在だ」と強調した。

【引用:フォルクスワーゲン】電気自動車版は、新開発の「スケーラブル・システム・プラットフォーム(SSP)」をベースに登場する。新型T-ロックはこのアーキテクチャを採用する2番目の車種となり、超高速充電やレベル4自動運転技術の搭載も予定されている。次世代クロスオーバーとしての完成度がどこまで高められるのか、ミュンヘンでの正式発表に注目が集まる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0212-33562095-thumb
世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
CP-2025-0003-33616510-thumb
真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
CP-2023-0065-33554037-thumb
なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
CP-2023-0065-33546398-thumb
電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
CP-2023-0065-33549239-thumb
トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
CP-2023-0065-33518933-thumb
ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
CP-2023-0076-33609005-thumb
車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
CP-2023-0065-33584636-thumb
「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
  • アクセスランキング

    世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
    車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
    「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
    ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える

    最新ニュース

    CP-2022-0212-33562095-thumb
    世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
    CP-2025-0003-33616510-thumb
    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    CP-2023-0065-33554037-thumb
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    CP-2023-0065-33546398-thumb
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    CP-2023-0065-33549239-thumb
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    CP-2023-0065-33518933-thumb
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33542147-thumb
    ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
    CP-2023-0186-33542454-thumb
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える
    CP-2023-0065-33513499-thumb
    電動クーペSUVの新基準、iX4が“平均値”を一気に引き上げた
    CP-2023-0065-33507289-thumb
    「スーパーカーはいらない」、Z世代女性スター4人が“毎日SUV”を選んだ理由
    CP-2023-0397-33526590-thumb
    米国でマツダ“本気EV”が出現、世界市場巻き返しの狼煙
    CP-2024-0181-33409230-thumb
    ハンドルが震えた瞬間、それは“危険信号”走行中の異常振動に要注意