「EVでも走りは妥協しない!」アウディ、Q5 eハイブリッドで次世代SUVへ…新PPCプラットフォームが示す“高効率の理想形”

アウディ・Q5 eハイブリッド クワトロ
新世代プラットフォームで高効率と快適性を両立
日本発売は未定

引用:アウディ
引用:アウディ

アウディは、フルモデルチェンジを受けた新型「Q5 eハイブリッド クワトロ」を公開した。新世代のPHEVシステムを採用し、プレミアムSUVとしての質感を保ちつつ、優れた燃費性能と高い実用性を実現している。

新型Q5は、アウディの最新アーキテクチャである「PPCプラットフォーム」を採用。六角形のラジエーターグリルとシャープなLEDヘッドライトがフロントフェイスを引き締め、リアにはOLEDテールランプを装備して流れるようなライティング演出を実現している。

注目すべきは、PHEVモデルの燃費性能だ。システム全体で最大376psを発揮しながら、EV走行は最大113km(欧州WLTP基準)を実現。新開発の軽量パルスインバーターにより、電力効率が大幅に改善された。通常の都市部の通勤や買い物など、日常ユースの多くをEVモードでこなせる点は、ガソリン価格が高騰する現在の状況において大きなメリットとなる。

引用:アウディ
引用:アウディ

プレミアムな室内と
次世代の操作体系

インテリアは、最新のA5と共通する水平基調のデザインを採用。3枚の高解像度ディスプレイを組み合わせたインフォテインメント環境は、先進性と視認性を高い次元で両立している。センターには大型のタッチパネルを配置し、ナビゲーション、エアコン、車両設定などを一元管理できる仕様となっている。

さらに、シート表皮やアンビエントライトの質感も大幅に向上。静粛性と乗り心地のバランスも強化されており、プレミアムSUVとしての完成度は一段と高まっている。

引用:アウディ
引用:アウディ

日本導入は未定
今後の展開に注目

現時点で新型Q5 eハイブリッド クワトロの日本国内での発売時期や価格は未定となっている。アウディジャパンでは現在、48Vマイルドハイブリッドを搭載するガソリンモデル「Q5 40 TFSI quattro」などを展開中であり、PHEVモデルの導入については今後の市場動向を踏まえて検討される可能性がある。

欧州では、SUVのPHEV比率が年々上昇しており、環境性能と走行性能を両立した「Q5 eハイブリッド」は、今後日本市場でも有力な選択肢となるかもしれない。アウディがこの先、日本市場に向けてどのような展開を見せるのか、引き続き注目が集まる。

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