伝説の再来、レクサスLFA後継モデルLFRが2026年デビューか!プロトタイプが独サーキットで目撃

レクサスの最高峰スポーツカー、LFAの後継モデル

LFRプロトタイプの走行姿が目撃される

予想CGで見る次世代デザイン

引用:Kolesa

レクサスの最高峰スポーツカーの空白期間に、ついに新たな動きが見え始めた。2010年から2年間、わずか500台の限定生産で世に送り出されたレクサス LFA の後継モデルが姿を現そうとしている。LFAは豊田章男会長(当時社長)の陣頭指揮のもと開発が始まり、完成までに約10年を費やした渾身の一台となった。

車体には軽量化を追求するため炭素繊維を採用し、全工程を手作業で仕上げたため、価格も4000万円という高額な設定となった。しかし、この価格設定にも関わらず500台を完売。約78億円の損失を計上したとされる。

引用:Wikipedia
引用:Kolesa

際立つロングノーズと

切り詰められたリアオーバーハング

先月14日、独ニュルブルクリンクサーキット周辺でLFAの後継車となる「LFR」のプロトタイプが目撃された。全身をカモフラージュで覆われていたものの、スポーティなボディラインと攻撃的なフロントバンパー、エアインテークの造形は隠しきれていなかった。この目撃されたプロトタイプを基に、ロシアの自動車メディア「Kolesa」がLFRの予想CGを公開し、大きな反響を呼んでいる。

LFRは、トヨタが2022年に披露したGR GT3クーペコンセプトの市販モデルと見られ、デザインの多くの要素を共有すると予想される。公開された予想CGから、次期LFRのデザインを読み解いていこう。最も特徴的なのは、極端に長いボンネットと対照的に短く切り詰められたリアオーバーハングが生み出す独特なプロポーションだ。

引用:CarsCoops
引用:Kolesa

シャープな切れ込みのヘッドライト

グリルは細く水平に一文字で配置

フロントマスクには、プロトタイプで確認された鋭角的なヘッドライトが予想CGに反映された。細いライン状のヘッドライトがフェンダーに向かって切れ込むように伸びる造形だ。ヘッドライト間には水平一文字のグリルが配され、視覚的な一体感を演出している。バンパー中央部には大型の台形状エアインテークを配置。

サイドビューでは分割されたエアインテークを設け、ヘッドライト同様に先端を鋭く切り立てることでスポーティな印象を強調している。ボンネットとフェンダー部分にも冷却効率を高めるエアインテークを追加。フロントフェンダーから伸びる特徴的なキャラクターラインは、ドアハンドル上部を斜めに走り、シャープな角度で突き出ている。

引用:CarsCoops
引用:Kolesa

大型ウイングを備えたリアビュー

デビューは2026年との観測

リアエンドには大型ウイングとライトバーが装備される。トランクリッド下部には未来的な印象を放つ流線型のテールランプを配置。その下にはレクサスのブランドネームと大型のエアアウトレットを設けている。エアアウトレット内部にはメッシュパターンを採用。リアバンパー下部には4本出しマフラーを装着している。

パワートレインの詳細は明らかになっていないが、LFAを上回る性能を持つV8エンジンの搭載が有力視されている。また、現在の市場動向を考慮すれば、ハイブリッドシステムの採用も十分考えられる。LFRの市販モデルお披露目は早くても2026年になるとの観測が強い。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0028-30558725-thumb
「デザイン哲学の集大成!」…ベントレーEXP 15が伝える“EV時代のグランドツアラー像”とは?
CP-2023-0397-30515731-thumb
「ついに公式ロゴ導入!」レンジローバーが“70年の伝統”を捨ててまで選んだEV時代の新アイデンティティ
CP-2023-0215-30514151-thumb
「新基準の安全EV」ポールスター4がユーロNCAPで5つ星!センサーの数が桁違いだった
CP-2023-0065-30518940-thumb
1,400万円超でも満足できない?モデルXが「選ばれない高級SUV」と化したワケとは
CP-2025-0024-30519595-thumb
【ギネス認定】世界的に注目されるルシード・エアが電気自動車の常識を超えた「驚異の1,205km」
CP-2023-0065-30523420-thumb
肺にカビが侵入?知らぬ間に悪化する「車内空気汚染」の正体と、エアコンを使うなら絶対外せない1アクション
CP-2023-0065-30511121-thumb
【52台限定】ブラッド・ピット主演『F1』の主役マシンが現実に!AMGが放つ史上最強のGT登場
CP-2022-0212-30472440-thumb
【史上最強SUV】ポルシェ「カイエンEV」がヒルクライムで新記録、3トン牽引も余裕の怪物マシンが登場!
  • アクセスランキング

    「デザイン哲学の集大成!」…ベントレーEXP 15が伝える“EV時代のグランドツアラー像”とは?
    「ついに公式ロゴ導入!」レンジローバーが“70年の伝統”を捨ててまで選んだEV時代の新アイデンティティ
    「新基準の安全EV」ポールスター4がユーロNCAPで5つ星!センサーの数が桁違いだった
    1,400万円超でも満足できない?モデルXが「選ばれない高級SUV」と化したワケとは
    【ギネス認定】世界的に注目されるルシード・エアが電気自動車の常識を超えた「驚異の1,205km」
    肺にカビが侵入?知らぬ間に悪化する「車内空気汚染」の正体と、エアコンを使うなら絶対外せない1アクション
    【52台限定】ブラッド・ピット主演『F1』の主役マシンが現実に!AMGが放つ史上最強のGT登場
    【史上最強SUV】ポルシェ「カイエンEV」がヒルクライムで新記録、3トン牽引も余裕の怪物マシンが登場!
    【100万台突破】BYD「神の目」搭載EVが爆増!史上最大のソフト更新で走行性能が激変へ
    【戦略転換】ランボルギーニ次世代「ウルス」はEVじゃない!PHEVで2035年まで勝負へ

    最新ニュース

    CP-2022-0028-30558725-thumb
    「デザイン哲学の集大成!」…ベントレーEXP 15が伝える“EV時代のグランドツアラー像”とは?
    CP-2023-0397-30515731-thumb
    「ついに公式ロゴ導入!」レンジローバーが“70年の伝統”を捨ててまで選んだEV時代の新アイデンティティ
    CP-2023-0215-30514151-thumb
    「新基準の安全EV」ポールスター4がユーロNCAPで5つ星!センサーの数が桁違いだった
    CP-2023-0065-30518940-thumb
    1,400万円超でも満足できない?モデルXが「選ばれない高級SUV」と化したワケとは
    CP-2025-0024-30519595-thumb
    【ギネス認定】世界的に注目されるルシード・エアが電気自動車の常識を超えた「驚異の1,205km」
    CP-2023-0065-30523420-thumb
    肺にカビが侵入?知らぬ間に悪化する「車内空気汚染」の正体と、エアコンを使うなら絶対外せない1アクション

    主要ニュース

    CP-2023-0397-30469373-thumb
    【100万台突破】BYD「神の目」搭載EVが爆増!史上最大のソフト更新で走行性能が激変へ
    CP-2023-0215-30470207-thumb
    【戦略転換】ランボルギーニ次世代「ウルス」はEVじゃない!PHEVで2035年まで勝負へ
    CP-2023-0397-30467389-thumb
    「ついにメタバースへ?」…ランボルギーニが仮想空間で新型スポーツカー「テメラリオ」を電撃公開!
    CP-2023-0047-30456058-thumb
    「充電不要のEV誕生!?」日産e-POWER第3世代が実燃費16%改善、1200km無給電走行でライバルを完全粉砕へ!
    CP-2022-0212-30445947-thumb
    「EV時代に完全逆行!?」トヨタが仕掛ける「次世代エンジン」がまさかの大注目…600馬力超、MR2・セリカ復活の現実味とは
    CP-2023-0225-30492529-thumb
    【黒の頂点】ランドローバーが全身漆黒の「レンジローバー スポーツSVブラック」発表、豪華すぎる内外装と怪物級パワーを全公開!