「ルノー4 E-Tech」登場!レトロ×最先端の魅力、オープンカー感覚の走行性能がヤバい

ルノー、「4 E-Tech」発売へ

5E-Techとプラットフォーム共有

消費者からも上々の反応

引用:ルノー
引用:ルノー

ルノーは開放型電気自動車「ルノー 4 E-Tech Plein Sud」を発売した。このモデルは都心部での走行に最適化されたコンパクトなEVだ。15日からヨーロッパで本格的に販売が開始され、昨年10月のパリモーターショーで初公開されている。

ルノー 4 E-Techは、レトロ調の「5 E-Techエレクトリック」よりやや大きい4.1m級のBセグメントクロスオーバーSUVで、5 E-Techと同じCMF-B EVプラットフォームを採用。5 E-Techと約68%の部品を共有し、高い効率性を実現している。

引用:ルノー
引用:ルノー
引用:ウィキペディア
引用:ウィキペディア

電動式キャンバスルーフを搭載

運転の新パラダイム

このモデルの最大の特徴は電動式キャンバスルーフを搭載している点だ。これにより、室内でオープンカーのような開放感を味わえる。92x80cmのキャンバスルーフは広いヘッドルームと開放的な室内空間を提供し、運転の楽しさを最大限に引き出している。

インテリアは水平基調のディスプレイが特徴で、10.1インチの中央ディスプレイと10.3インチのデジタルメーターを搭載。直感的に運転情報を提供する。車線維持支援やアダプティブクルーズコントロールなど、先進的な運転支援システムも装備され、利便性と安全性を両立している。

引用:ウィキメディア
引用:ウィキメディア
引用:YouTube チャンネル「Autogefuhl」
引用:YouTube チャンネル「Autogefuhl」

初代モデルのデザインを踏襲

性能は良好だが価格設定が課題

4 E-Techの全長は4,140mm、全高1,570mm、全幅1,800mm、ホイールベース2,620mmとなっている。フロントグリルの外周にはLEDライトが配置され、ヘッドライトは括弧のような形状で初代モデルのデザインを踏襲。また、テールランプも3分割LEDを採用し、過去のルノー4のデザイン要素を取り入れている。

52kWhのバッテリーを搭載し、WLTP基準での航続距離は409km。前輪駆動の単一モーターは最高出力148馬力を発揮し、都市部だけでなく中長距離走行にも十分な性能を誇る。価格は3万6,700ユーロ(約595万3,982円)だ。

引用:sortie de grange
引用:sortie de grange
引用:Le Progres
引用:Le Progres

由緒深い伝統の「ルノー4」

国内発売時の価格が鍵

ルノー4は1961年から1994年まで生産された多目的軽自動車で、アジアではあまり馴染みがないかもしれないが、欧州では約800万台以上が販売された人気モデルだった。当時の市場状況下では驚異的な実績と言える。

ルノーは、4 E-Techモデルに加えて、最近ではルノー5を現代風に解釈して発表するなど、国内の自動車市場にも積極的にアプローチしている。国内での販売不振を打開するための動きと考えられるが、ルノー4 E-Techモデルが国内で発売される場合、最も重要となるのは価格設定だろう。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33756573-thumb
「シートヒーター使うなら金払え?」NY州が“自動車サブスク商法”についに待った
CP-2023-0065-33764193-thumb
「修理費が怖い」EV最大の不安、現場が否定した“誤解の核心”
CP-2024-0164-33828378-thumb
サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
CP-2023-0065-33738416-thumb
メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
CP-2024-0181-33577714-thumb
急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
CP-2023-0065-33723638-thumb
「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
CP-2023-0065-33738417-thumb
「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
CP-2023-0186-33738380-thumb
「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • アクセスランキング

    「シートヒーター使うなら金払え?」NY州が“自動車サブスク商法”についに待った
    「修理費が怖い」EV最大の不安、現場が否定した“誤解の核心”
    サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
    メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
    急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
    「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
    「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
    「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
    「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
    「なぜ今プリウスなのか」高金利・高油価の韓国で“家計を救う車”が逆転台頭

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33756573-thumb
    「シートヒーター使うなら金払え?」NY州が“自動車サブスク商法”についに待った
    CP-2023-0065-33764193-thumb
    「修理費が怖い」EV最大の不安、現場が否定した“誤解の核心”
    CP-2024-0164-33828378-thumb
    サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
    CP-2023-0065-33738416-thumb
    メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
    CP-2024-0181-33577714-thumb
    急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
    CP-2023-0065-33723638-thumb
    「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か

    主要ニュース

    CP-2024-0164-33828496-thumb
    「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
    CP-2023-0186-33731786-thumb
    「なぜ今プリウスなのか」高金利・高油価の韓国で“家計を救う車”が逆転台頭
    CP-2025-0248-33719285-thumb
    「北米SUV覇権争い」ホンダ、2026パイロットで“再び主役”を狙う
    depositphotos_687136940-stock-photo-trondheim-norway-2023-emblem-dealership
    米中摩擦の余波が直撃、ホンダ北米生産が停止続出、スズキが首位級に浮上
    CP-2023-0065-33730265-thumb
    冬の朝に“ついやってしまう霜取り”がガラスを破壊する…プロが警告する最悪の習慣
    CP-2023-0065-33718454-thumb
    「焦げた匂いがしたら終わり!?」下り坂で車が突然“制御不能”になる瞬間