ソニー×ホンダの最強タッグ、483馬力の電気フラッグシップ「アフィーラ1」ついに予約開始!3年間無償の自動運転機能も搭載

ソニー・ホンダモビリティが

先進技術を結集した「アフィーラ1」を公開

アメリカで予約受付を開始

引用:Reddit

2025年、ソニーとホンダの合弁会社であるソニー・ホンダモビリティの第1号電気自動車「アフィーラ1」の予約受付が始まった。7日、同社はアフィーラ1の予約開始を発表し、価格や詳細仕様を明らかにした。予約受付は7日(現地時間)から開始され、米カリフォルニア州在住者のみを対象として実施される。200ドル(約3万1,500円)の予約金で購入予約が可能となる。

この車両は発表前からホンダの自動車製造技術とソニーのイメージセンサー技術などのノウハウを融合した電気自動車として注目を集めていた。エンターテインメント性を備えた新世代の電気自動車の登場に、業界からの関心が高まっている。

引用:AFEELA
引用:AFEELA

構想から5年

いよいよ市場投入へ

ソニーは「CES 2020」の基調講演で電気自動車開発プロジェクトの構想を発表した。その後、ホンダとの協業により同プロジェクトを「アフィーラ」と命名し、2026年の市場投入を予告していた。ソニーが車載ソフトウェアを、ホンダが車両製造を担当する形で、より高度な電気自動車の実現が期待されていた。

そして今回、2025年CES開幕を前に、「アフィーラ1」の具体的な仕様と販売計画が発表された。2つのグレードが用意され、ベーシックグレードの価格は8万9,900ドル(約1,420万円)、上級グレードの「シグネチャー」は10万2,900ドル(約1,623万円)に設定された。

引用:AFEELA
引用:AFEELA

万全の態勢で市場へ

車両性能は?

駆動システムは、前後輪それぞれに電気モーターを搭載した四輪駆動を採用。最高出力483馬力を実現し、91kWhリチウムイオンバッテリーを搭載、150kW DC急速充電に対応する。一充電での航続距離はEPA基準で約482km。先進技術の結晶にふさわしい走行性能を誇る。

アフィーラ1のボディサイズは全長4,915mm、全幅1,900mm、全高1,460mm、ホイールベース3,000mm。現時点で選択可能なボディカラーは「コアブラック」のみで、これまでの発表によると、エクステリアは未来的なデザイン要素が特徴となっている。

引用:AFEELA
引用:AFEELA

革新的テクノロジーの搭載

ソニーならではの独自性を表現

注目すべきは、ソニー・ホンダモビリティがアフィーラ1に「アフィーラパーソナルエージェント」を搭載すると発表したことだ。このパーソナルエージェントは、ソニーのエンターテインメントとソフトウェアの専門性が際立つ技術だ。同社CEOの一人である水野泰秀氏は、スマートフォンで車両と連携し、自動車が自律的に前進・後退する様子をデモンストレーションし、パーソナルエージェント機能への期待感を高めた。

自動運転支援システムには45個のセンサーを搭載。さらに、ベーシック、シグネチャーの両グレードで、レベル2+の運転支援およびAI搭載パーソナルアシスタント機能を含む自動運転機能を3年間無償で提供する。シグネチャーは2026年、ベーシックグレードは2027年から順次納車を開始する予定だ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-23277620-thumb
電気自動車の不振を逆手に取るホンダの快進撃 韓国市場でハイブリッド車が急成長、アコードとCR-Vが牽引する驚異的な伸び
CP-2023-0030-23287349-thumb
ホンダCR-V、都市型SUVの常識を打破!オフロード特化モデル「トレイルスポーツ」登場で新たな進化を遂げる
CP-2023-0030-23283296-thumb
サムスン製バッテリーに欠陥、フォード・アウディなど4ブランドが同時リコール 火災リスクに震える消費者、解決策は未定
CP-2023-0065-23175299-thumb
「またテスラの不具合?」テスラ・サイバートラック、FSD使用中に急加速…衝突事故で車両大破、命を落とす危険も
CP-2023-0030-23233883-thumb
フォルクスワーゲン、欧州市場制覇を目指す新型EVハッチバック「ID.1」登場 予想価格約318万円、最新情報と競争力に迫る
CP-2023-0065-23176095-thumb
フェラーリ「296 VS」のスパイショット 新たなデザインと圧倒的パフォーマンスが予想されるスーパーカー、公開前から熱い注目
CP-2023-0030-23269788-thumb
マツダが新たな挑戦 中国市場で「CX-6e」発売予告、EVとプラグインハイブリッドで欧州にも進出か
CP-2023-0065-23272815-thumb
ハイエースが大変身!トヨタが新たに披露したGRパーツで商用ワンボックスが驚くべきオフロード&スポーツ仕様に進化
  • アクセスランキング

    電気自動車の不振を逆手に取るホンダの快進撃 韓国市場でハイブリッド車が急成長、アコードとCR-Vが牽引する驚異的な伸び
    ホンダCR-V、都市型SUVの常識を打破!オフロード特化モデル「トレイルスポーツ」登場で新たな進化を遂げる
    サムスン製バッテリーに欠陥、フォード・アウディなど4ブランドが同時リコール 火災リスクに震える消費者、解決策は未定
    「またテスラの不具合?」テスラ・サイバートラック、FSD使用中に急加速…衝突事故で車両大破、命を落とす危険も
    フォルクスワーゲン、欧州市場制覇を目指す新型EVハッチバック「ID.1」登場 予想価格約318万円、最新情報と競争力に迫る
    フェラーリ「296 VS」のスパイショット 新たなデザインと圧倒的パフォーマンスが予想されるスーパーカー、公開前から熱い注目
    マツダが新たな挑戦 中国市場で「CX-6e」発売予告、EVとプラグインハイブリッドで欧州にも進出か
    ハイエースが大変身!トヨタが新たに披露したGRパーツで商用ワンボックスが驚くべきオフロード&スポーツ仕様に進化
    マツダ・ロードスター、35周年記念モデルが登場 伝統の走りを進化させた特別仕様、電動化時代の前にラストスパート
    ランチア・フルビアが再び復活?ステランティスが商標登録、次世代SUVとしての登場か

    最新ニュース

    CP-2023-0065-23277620-thumb
    電気自動車の不振を逆手に取るホンダの快進撃 韓国市場でハイブリッド車が急成長、アコードとCR-Vが牽引する驚異的な伸び
    CP-2023-0030-23287349-thumb
    ホンダCR-V、都市型SUVの常識を打破!オフロード特化モデル「トレイルスポーツ」登場で新たな進化を遂げる
    CP-2023-0030-23283296-thumb
    サムスン製バッテリーに欠陥、フォード・アウディなど4ブランドが同時リコール 火災リスクに震える消費者、解決策は未定
    CP-2023-0065-23175299-thumb
    「またテスラの不具合?」テスラ・サイバートラック、FSD使用中に急加速…衝突事故で車両大破、命を落とす危険も
    CP-2023-0030-23233883-thumb
    フォルクスワーゲン、欧州市場制覇を目指す新型EVハッチバック「ID.1」登場 予想価格約318万円、最新情報と競争力に迫る
    CP-2023-0065-23176095-thumb
    フェラーリ「296 VS」のスパイショット 新たなデザインと圧倒的パフォーマンスが予想されるスーパーカー、公開前から熱い注目

    主要ニュース

    CP-2023-0065-23350807-thumb
    マツダ・ロードスター、35周年記念モデルが登場 伝統の走りを進化させた特別仕様、電動化時代の前にラストスパート
    CP-2023-0030-23326126-thumb
    ランチア・フルビアが再び復活?ステランティスが商標登録、次世代SUVとしての登場か
    CP-2023-0065-23273172-thumb
    トヨタ・クラウン、特別仕様車『マットメタル』発表!新技術で進化したマット塗装と豪華内装が話題
    CP-2023-0065-23263400-thumb
    トヨタの電気SUV「bZ3X」、3月発売決定!最先端ADAS搭載で最大610km走行可能、未来的デザインと充実の装備が話題に
    CP-2023-0065-23263399-thumb
    スバル・フォレスター ハイブリッドがミドルサイズSUV市場に新たな旋風を巻き起こす ツーソン、スポーテージとの激戦を予告
    CP-2023-0065-23266555-thumb
    フェラーリ・ローマのデザイン革命、賛否両論を呼んだ理由とは? アストンマーティン風デザインに批判集中、フェラーリの新たな挑戦とその後の影響