210万円で7人乗り!ダイハツの新型セニアがインドネシアで話題沸騰、ミニバン市場で革命を起こすか

ダイハツの7人乗りミニバン・セニア

インドネシア市場で新型を発売

衝撃的な低価格に注目が集まる

引用:Astra Daihatsu

ダイハツのミニバン「セニア」は、インドネシア市場で販売されている7人乗りMPV車両である。コンパクトなサイズで実用性を兼ね備えており、インドネシア現地で販売量の多いモデルだ。同じタイプの車両として、トヨタ・アバンザも有名である。

最近、インドネシアで開催された国際オートショーでは、新型セニアが公開され注目を集めた。この新型モデルの特徴や性能を詳しく見てみよう。

引用:Astra Daihatsu
引用:Astra Daihatsu

がっしりした外観のコンパクトミニバン

高い地上高が特徴である

セニアはボリューム感のある立体的なデザインが特徴のMPVであるが、そのサイズは思ったよりもコンパクトだ。全長4,395mm、全幅1,730mm、全高1,700mm、ホイールベース2,750mmというサイズ感は、ホンダ「フリード」やトヨタ「シエンタ」とほぼ同じである。

また、ミニバンながらスライドドアではなくヒンジ式ドアを採用しているのもセニアの特徴だ。そのため、地上高は一般的なミニバンよりも少し高めに設定されている。ただし、フルモデルチェンジではないため、外観や内装の変化は大きくない。

引用:Astra Daihatsu
引用:Astra Daihatsu

新たに追加された「ADS」グレード

スポーティな外観に変身した

パワートレインは1.3L直列4気筒のガソリンエンジンと、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンの2種類から選択できる。出力はそれぞれ98馬力と106馬力で、トランスミッションは5速マニュアルとCVTから選べる。4WDオプションは用意されていない。

新たに追加された「ADS」グレードはスポーティ仕様となり、エアロパーツを装備し、ツートンカラーで洗練された印象を与える。フロントやリアのバンパースポイラー、サイドスカートなど、スポーティなデザインが目を引く。

引用:Reddit
引用:Daihatsu

インドネシア現地の人気モデル

価格は約210万円から

セニアはインドネシア市場でトヨタ・アバンザとともに、自動車販売台数の最大22%を占めるほどの人気モデルである。ダイハツが誇るコンパクトカーの技術力が評価され、高い販売量を記録してきた。新型モデルによって、その販売量を維持できるか注目されている。

新しいセニアはインドネシア限定で販売され、価格は2億2,200万ルピア(約210万円)からとなっている。7人乗りMPVとしては非常に低価格で提供されており、人気が高い理由も納得できる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33912451-thumb
「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ
CP-2022-0212-33896562-thumb
「家族もEVも諦めない」新型GLBが示したベンツの覚悟
CP-2023-0065-33902653-thumb
メルセデス・ベンツCLAが電動化へ、600km航続と5分充電が示す次の一手
CP-2022-0212-33899522-thumb
「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由
CP-2023-0065-33898471-thumb
「25%関税の衝撃」トランプ圧力8か月、日本と欧州が15%で踏みとどまった理由
CP-2023-0065-33905179-thumb
日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
CP-2023-0186-33907556-thumb
冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
CP-2024-0164-33996128-thumb
「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • アクセスランキング

    「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ
    「家族もEVも諦めない」新型GLBが示したベンツの覚悟
    メルセデス・ベンツCLAが電動化へ、600km航続と5分充電が示す次の一手
    「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由
    「25%関税の衝撃」トランプ圧力8か月、日本と欧州が15%で踏みとどまった理由
    日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
    冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
    「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
    「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
    「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33912451-thumb
    「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ
    CP-2022-0212-33896562-thumb
    「家族もEVも諦めない」新型GLBが示したベンツの覚悟
    CP-2023-0065-33902653-thumb
    メルセデス・ベンツCLAが電動化へ、600km航続と5分充電が示す次の一手
    CP-2022-0212-33899522-thumb
    「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由
    CP-2023-0065-33898471-thumb
    「25%関税の衝撃」トランプ圧力8か月、日本と欧州が15%で踏みとどまった理由
    CP-2023-0065-33905179-thumb
    日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間

    主要ニュース

    CP-2024-0164-33967268-thumb
    「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
    CP-2023-0065-33894976-thumb
    「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる
    CP-2024-0164-33967229-thumb
    多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
    CP-2025-0248-33891493-thumb
    「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
    CP-2023-0065-33890392-thumb
    発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
    CP-2023-0065-33890088-thumb
    「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か