日産、「アルティマ生産終了は嘘!?」新型モデルが復活を予感させる衝撃スパイショット公開

生産終了のニュースが伝えられたアルティマ

最近新しい姿で目撃された?

日産・新型アルティマのすべて

引用:Reddit
引用:Reddit

日産が新型セダンモデルを開発中との情報が浮上している。最近、米国ミシガン州でカモフラージュを施した日産の大型セダンテスト車両が走行する姿が目撃され、これを巡ってさまざまな憶測が飛び交っている。

これまで、日産のセダンラインアップは販売不振により次々と見直される傾向にあった。マキシマはすでに生産終了となり、アルティマも今年を最後に生産終了するとの噂が流れていた。

しかし、今回目撃されたテスト車両のスパイショットにより、状況は一変した。日産が中型セダン市場を諦めていないことが示唆され、新たなモデルで反撃を狙っている可能性が高い。

引用:Reddit
引用:Reddit

日産を代表するセダン、アルティマ

新型はその後継モデルか

今回目撃されたテスト車両は、次世代アルティマである可能性が最も高い。実際、テスト車両が現行アルティマと並走する姿が目撃され、シルエットも現行モデルに似ている。特に、フロントフェンダーからCピラーまで続くベルトラインの流れは、現行モデルとほぼ同様の構造を保っている。

デザインの細部にも変更が見受けられる。フロントグリルは、現行のVモーションデザインからよりシンプルなデザインに変更されているようだ。カモフラージュが施されているため詳細は不明だが、新型ムラーノのような分離型ヘッドライトデザインが採用されている可能性がある。また、グリル上部には細いバー状の装飾が追加され、よりシャープな印象を与えている。

最も注目すべき点は、パワートレインだ。日産が進める電動化戦略により、純電気自動車として登場するのではないかという見方もあった。しかし、今回のスパイショットでは、後部に排気システムが確認されたことから、内燃機関モデルである可能性が高いと見られている。したがって、現行の2.5L自然吸気エンジンを継続使用するか、ハイブリッドシステムを採用する可能性が高いだろう。

引用:Reddit
引用:Reddit

SUVが主流の市場で

日産がセダンにこだわる理由

現在、グローバル自動車市場ではセダンの立場が徐々に縮小している。SUVと電気自動車が主流となり、主要メーカーはセダンのラインナップを縮小する傾向にある。しかし、日産はセダン市場を完全には放棄していない姿勢を見せている。

その背景には一定の実績がある。2024年の販売台数を見ると、アルティマはローグ(Rogue)と並んで年間10万台以上を売り上げた数少ないモデルの一つだった。特に北米市場では中型セダンへの需要が依然として存在しており、日産が次世代モデルを投入する可能性は高い。

また、日産の財務状況も影響しているかもしれない。ここ数年、構造改革とコスト削減を進めてきた日産にとって、アルティマは重要な収益源の一つだった。SUVが主流となる市場でセダンが生き残るためには、競争力のある新型モデルが不可欠だ。今回目撃されたカモフラージュ車両がその答えとなる可能性がある。

引用:Reddit
引用:Reddit

日産の新型アルティマ

発売時期はいつ頃か

現時点では、日産はこのモデルに関する公式な情報を公開していない。ただし、業界の見方では、次世代アルティマが2026年モデルとして発売されるとの予測が優勢だ。一方で、このモデルが次世代セントラである可能性もあり、その場合は公開時期が若干遅れることも考えられる。

日産がセダン市場でどのような戦略を展開するのか、今後の動向に注目が集まっている。果たして、今回のモデルが日産の復活を導く切り札となるのか、さらなる情報の公開を待つ必要がありそうだ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0212-31783658-thumb
【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
CP-2024-0164-31872733-thumb
【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
CP-2024-0164-31872411-thumb
【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
CP-2024-0164-31872424-thumb
「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
CP-2022-0212-31782885-thumb
【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
CP-2025-0200-31804945-thumb
【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
CP-2023-0215-31774786-thumb
BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
CP-2025-0133-31848369-thumb
SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
  • アクセスランキング

    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
    BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
    SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー

    最新ニュース

    CP-2022-0212-31783658-thumb
    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    CP-2024-0164-31872733-thumb
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    CP-2024-0164-31872411-thumb
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    CP-2024-0164-31872424-thumb
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    CP-2022-0212-31782885-thumb
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    CP-2025-0200-31804945-thumb
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開

    主要ニュース

    CP-2025-0133-31848414-thumb
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    CP-2025-0133-31848420-thumb
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー
    CP-2025-0133-31812658-thumb
    時速160kmの怪物マシン『Turbo』登場…世界最速を狙う電動キックボード、価格は440万円超
    CP-2025-0133-31812634-thumb
    個人用空飛ぶマシン『ヘリックス』登場!カナダ発eVTOLが量産フェーズ突入、2800万円から予約開始
    CP-2023-0215-31773083-thumb
    【限定29台】ランボルギーニ新型「フェノメノ」公開!V12ハイブリッドで史上最強の加速性能
    CP-2025-0133-31812687-thumb
    【次期カローラ】2027年モデル予想レンダリング公開 トヨタ最新戦略でハイブリッド専用化の可能性