日産タイタンが今年で生産終了!もしアルマダベースのピックアップトラックが登場したら?

日産の大型ピックアップトラック「タイタン」

今年を最後に生産中止

アルマダを基にした新車が出るなら?

引用:YouTubeチャンネル「Theottle」

日産のピックアップトラック「タイタン」は、今年を最後に生産中止となる予定だ。アメリカ市場で2003年に発売され、2015年にフルモデルチェンジを果たしたが、近年は販売が低迷していた。第2世代モデルのフェイスリフト時である2020年には、すでにカナダ市場で生産中止となり、昨年はアメリカ市場でも2万台を下回る販売に留まった。

そのため、日産は今年をもってタイタンの生産を終了すると発表した。ファンからは残念がる声が上がる中、トヨタ・タンドラに対抗する代替モデルの登場が期待されている。日産はタイタンの後継モデルを発表しないと明言しているが、もしアルマダをベースにした新しいピックアップトラックが登場する可能性があったらどうだろうか?現実的な姿を描いた仮想レンダリングが公開され、注目を集めている。

引用:Classic Nissan Williamsburg
引用:YouTubeチャンネル「Theottle」

最近フルモデルチェンジされたアルマダ

ピックアップトラックとしての姿も魅力的

自動車CGIレンダリングの専門クリエイター「Theottle」は、先月10日に日産アルマダをベースにしたピックアップトラックの仮想レンダリングを公開した。大型SUVであるアルマダは、昨年9月に第3世代としてフルモデルチェンジされたばかりで、現行タイタンがアルマダやパトロールとプラットフォームを共有していることから、仮想のアルマダピックアップトラックもタイタンに近い姿を持つ。

特徴的な台形のグリルとバランスの取れたヘッドランプが壮大な印象を与え、前バンパー下部にはオフロード走行を考慮した銀色のスキッドプレートが採用されている。ブラックハイグロスのアクセントがサイドミラーやホイールと統一されており、全体的に一体感があるデザインに仕上がっている。アルマダのフローティングルーフデザインがピックアップトラックに適用されれば、独特な存在感を放つだろう。

引用:Nissan of Visalia
引用:YouTubeチャンネル「Theottle」

大胆に省略されたテールランプ

スポーティさと力強さの共存

アルマダのSUVモデルの後部デザインを一部変更しただけだが、ピックアップトラックとしても違和感がない。水平型のテールランプは省略され、後部フェンダーに配置されたランプボックスのみが残された。テールゲートには照明が設置されておらず、大きな日産ロゴと開閉ハンドルがピックアップトラックらしさを強調している。

また、後バンパー中央に設けられたナンバープレートスペースは、アルマダピックアップトラックの頑丈なイメージと調和している。荷台とキャビンの間には十分な段差があり、シャーシのねじれを考慮した設計となっている。キャビンの後上部には補助ブレーキランプを備えたリップスポイラーが設置されており、スポーティな印象を与えている。

引用:GearJunkie
引用:Cars.com

注目のインテリアとパワートレイン

V6ターボに期待

仮想レンダリングの車両が現実に登場する可能性は低いが、もし発売されるならば内装はアルマダと多くの要素を共有するだろう。デジタルクラスターとインフォテインメントシステムを組み合わせたパノラミックディスプレイが採用され、センターコンソールには広い収納スペースが確保されることが期待される。

パワートレインには現行タイタンのV8エンジンに代わり、ダウンサイジングされた3.5L V6ガソリンツインターボエンジンが搭載される見込みである。このエンジンは最高出力431馬力、最大トルク71.3kgf.mのパワーを発揮する。日産がピックアップトラック市場から本当に撤退するのか、それとも新たなモデルで復活するのか、今後の動向に注目が集まる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0212-31783658-thumb
【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
CP-2024-0164-31872733-thumb
【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
CP-2024-0164-31872411-thumb
【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
CP-2024-0164-31872424-thumb
「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
CP-2022-0212-31782885-thumb
【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
CP-2025-0200-31804945-thumb
【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
CP-2023-0215-31774786-thumb
BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
CP-2025-0133-31848369-thumb
SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
  • アクセスランキング

    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
    BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
    SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー

    最新ニュース

    CP-2022-0212-31783658-thumb
    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    CP-2024-0164-31872733-thumb
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    CP-2024-0164-31872411-thumb
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    CP-2024-0164-31872424-thumb
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    CP-2022-0212-31782885-thumb
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    CP-2025-0200-31804945-thumb
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開

    主要ニュース

    CP-2025-0133-31848414-thumb
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    CP-2025-0133-31848420-thumb
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー
    CP-2025-0133-31812658-thumb
    時速160kmの怪物マシン『Turbo』登場…世界最速を狙う電動キックボード、価格は440万円超
    CP-2025-0133-31812634-thumb
    個人用空飛ぶマシン『ヘリックス』登場!カナダ発eVTOLが量産フェーズ突入、2800万円から予約開始
    CP-2023-0215-31773083-thumb
    【限定29台】ランボルギーニ新型「フェノメノ」公開!V12ハイブリッドで史上最強の加速性能
    CP-2025-0133-31812687-thumb
    【次期カローラ】2027年モデル予想レンダリング公開 トヨタ最新戦略でハイブリッド専用化の可能性