「火災が起きていないので補償できません」リコール通知書を送った側がこれ!?

引用:YouTubeチャンネル CAR TV
引用:YouTubeチャンネル CAR TV

ヒョンデのプレミアムブランド、ジェネシスのリコール対応が消費者の反発を招き、ネット上で議論を呼んでいる。

26日、あるオンラインコミュニティに、ジェネシスのリコール対応に憤りを覚えたとする投稿が寄せられた。投稿者によると、乗っていた車のエンジンが突然かからなくなったという。

車両に電気は通っており、バッテリーも交換したばかりだったことから、投稿者は原因に不審を抱いた。ほどなくして車内から焦げたにおいが漂い始める。自分の車が火災発生のおそれを理由にリコール対象となっていたのだった。

引用:ボベドリーム
引用:ボベドリーム

投稿者は急いでブルーハンズ(ヒョンデのサービスセンター)に車を持ち込み、事態は収束に向かうかに見えた。

スターターモーターのリコール対象と確認された
リコール担当者は通知書の内容を把握していなかった

ジェネシスのリコール通知書には、消費者が自ら修理した場合、その修理費用を補償すると記されていた。投稿者はすぐに車が必要だったため、先に修理を済ませ、後から補償を受けるつもりだった。サービスセンターの担当者は通知書の記載どおりスターターモーターが焼損していると説明し、修理費として約35万ウォン(約4万円)が請求された。

ところが帰宅後、ジェネシスのカスタマーセンターに一連の経緯を伝えたところ、車両火災が発生していないため補償はできないという回答が返ってきた。

引用:慶尚北道消防本部
引用:慶尚北道消防本部

リコール通知書には「スターターモーターの焼損及び火災発生の可能性がある欠陥が確認され、自動車管理法に基づき修理費用を補償できる」と明記されていたにもかかわらずだ(自動車管理法は日本の道路運送車両法に相当する韓国の法律)。

投稿者は「担当者は通知書に書かれている焼損という言葉の意味すら分かっていなかった」と述べ、対応の不合理さを訴えた。

引用:ゲドリップネット
引用:ゲドリップネット

同じ説明が繰り返された
証拠を示してようやく態度が変わった

その後も担当者は30分以上にわたって同じ説明を繰り返した。しびれを切らした投稿者は、手元に残していたスターターモーターの現物を送ると申し出た。

しかし担当者側は、写真だけで判断できるので写真を送ってほしいという趣旨の返答を重ねたという。

引用:ジェネシス
引用:ジェネシス

高圧的とも受け取れる対応に、投稿者は結局写真を送信した。焼損したスターターモーターの写真を担当者が確認すると、ようやく謝罪があり、修理費を補償すると伝えられた。

投稿者は補償を受けられたものの、「消費者と駆け引きをしているのか、そもそもリコール通知書を送った意味は何なのか、マニュアルは何のために存在するのか」と述べた。自らの過失ではなくメーカー側の不具合が原因であるにもかかわらず、補償を受けるまでにこれだけの手間がかかったことに納得がいかないとして、複雑な心境をつづり投稿を締めくくった。

引用:YouTubeチャンネル ORGCars
引用:YouTubeチャンネル ORGCars

対応への批判が相次いだ
プレミアムブランドとしての姿勢が問われる

この投稿に対し、ネット上では「リコール担当者が通知書の内容すら把握していないなら、何を担当しているのか」「マニュアルの有無にかかわらず、火災が起きていないから補償できないという説明がどうして出てくるのか」「読んでいるだけで腹が立つが、解決できてよかった」といった声が上がった。

ジェネシスはヒョンデ・グループのプレミアムブランドであり、韓国では唯一の高級車ブランドに位置づけられている。

引用:ニューヨーク・ポスト
引用:ニューヨーク・ポスト

一方で、今回のような対応をめぐる指摘のほか、初期品質の問題、2024年には米国で充電制御装置の不具合を理由にヒョンデとジェネシスの計約14万5,000台がリコール対象となるなど、課題も抱えている。

自動車の不具合は乗員の生命に直結する。プレミアムブランドを掲げながらこうした対応が続けば、消費者の失望は避けられない。ジェネシスが今後どのような改善を示すのかが問われている。

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