
レクサスが2027年に次世代の電気自動車(EV)セダン(仮称:IS EV)を発売し、プレミアム電動セダン市場に本格参入する見通しだ。業界筋によると、新型モデルは車体を従来より約75ミリ(約3インチ)延長し、革新的なデザインと超低空気抵抗性能で競合モデルとの差別化を図る狙いだ。
米EV専門メディア「インサイドEVs」によると、競合車種にはBMW「i3」やメルセデス・ベンツ「CクラスEV」が挙げられている。レクサスは内燃機関モデルの「IS」をEVに置き換えることで、パフォーマンスと効率を同時に向上させる戦略を掲げている。
自動車専門誌「ベストカー」は、レクサスがパフォーマンス重視の電動セダン市場を狙い、ドイツのプレミアムブランドと正面から競争する意向だと伝えている。最高出力は500馬力程度が予想され、1回の充電で最大1,000kmの航続距離も実現が期待されている。また、次世代の全固体電池が搭載される可能性にも市場の注目が集まっている。
新型モデルは、現行のレクサス「ES」よりもさらに未来的なデザインを採用し、大型の一体成形技術「ギガキャスト」車体構造を採用する見通しだ。デュアルモーターを基盤とした四輪駆動システムやOTA(無線アップデート)機能も搭載されるとみられる。特に空気抵抗係数(Cd値)を0.20以下に抑えることを目標としており、量産型電動セダンとして最高レベルの空力性能を実現する可能性がある。
同モデルはグローバル戦略車種として開発され、北米市場への投入可能性も高い。レクサスが電動化への移行を加速させる中、プレミアム電動セダン市場でどこまで存在感を示せるか、今後の動向が注目される。