自動車業界に激震、ホンダが日産株取得へ…新持株会社設立で5ブランド体制も視野に

ホンダが日産の株式を取得

合併交渉の可能性が高まる

新たな自動車産業の巨人誕生へ

引用:Reddit

日産とホンダの合併交渉が開始されたと日経が報じた。自動車業界に新たな局面をもたらす重要なニュースとして注目を集めている。今月初め、ホンダによる日産株式取得の可能性が取り沙汰され、市場関係者の関心を引いていた。当初、業界では両社の協力関係は限定的との見方が優勢だったが、最新の報道によると単なる株式取得を超え、完全合併の可能性も排除できない状況となっている。

両社とも合併に関する協議についての確認を公にしておらず、否定もしていない。ただし、「互いの強みを活かした協力を検討中であり、重要な進展があれば株主に適切に通知する」との見解を示している。これは事実上、何らかの動きがあることを示唆していると受け止められている。

引用:Reddit
引用:Nikkei

新たな持株会社設立へ

多彩なブランドでグローバル展開

日経は、ホンダと日産が三菱自動車を含めた新たな持株会社の設立を協議中だと報じている。この計画が実現すれば、ステランティスの誕生以来、自動車業界で最大規模の合併案件となる見通しだ。

新会社は、アキュラ、ホンダ、日産、インフィニティ、三菱という強力なブランドを保有することになる。また、ルノー・日産・三菱アライアンスの今後の展開も注目点となっている。

引用:Nissan
引用:Infiniti

主要市場での苦戦が背景に

合併による競争力強化へ

日産は現在、複数の主要市場で苦戦を強いられている。米国市場での日産の販売台数は過去10年間で26.3%減少し、高級車ブランドのインフィニティに至っては販売が45%近く落ち込んでいる。この下降傾向は同社のグローバル競争力を弱める要因となっている。

中国市場でも日産は厳しい状況に直面している。これは日産に限らず、近年、外資系自動車メーカー全般が共通して直面している課題の一つとされる。このような状況下で、合併は日産の経営立て直しとグローバル展開の突破口となる可能性が高い。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33976472-thumb
「ブレーキなしで止まる?」ベンツが切った電気モーターの一手でEV設計は変わる
CP-2025-0293-34056329-thumb
テスラの一手がLAで可視化、ロボタクシー構想は現実段階へ
CP-2025-0293-34056327-thumb
ベントレー初の量産EVがスパイショットで露出、ベンテイガより小さい電動SUVの正体は
CP-2023-0065-33980477-thumb
「米国再進出の可能性も?」低価格イメージを覆した日産ヴァーサの反転
CP-2023-0065-33949267-thumb
中国ロボタクシーが横断歩道で暴走、歩行者2人重傷が突きつけた完全無人の現実
CP-2023-0094-33981880-thumb
生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
CP-2023-0065-33975647-thumb
「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
CP-2023-0065-33968639-thumb
「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • アクセスランキング

    「ブレーキなしで止まる?」ベンツが切った電気モーターの一手でEV設計は変わる
    テスラの一手がLAで可視化、ロボタクシー構想は現実段階へ
    ベントレー初の量産EVがスパイショットで露出、ベンテイガより小さい電動SUVの正体は
    「米国再進出の可能性も?」低価格イメージを覆した日産ヴァーサの反転
    中国ロボタクシーが横断歩道で暴走、歩行者2人重傷が突きつけた完全無人の現実
    生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
    「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
    「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
    GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
    「弾丸OK、砂利NG?」サイバートラックで露呈した設計の盲点

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33976472-thumb
    「ブレーキなしで止まる?」ベンツが切った電気モーターの一手でEV設計は変わる
    CP-2025-0293-34056329-thumb
    テスラの一手がLAで可視化、ロボタクシー構想は現実段階へ
    CP-2025-0293-34056327-thumb
    ベントレー初の量産EVがスパイショットで露出、ベンテイガより小さい電動SUVの正体は
    CP-2023-0065-33980477-thumb
    「米国再進出の可能性も?」低価格イメージを覆した日産ヴァーサの反転
    CP-2023-0065-33949267-thumb
    中国ロボタクシーが横断歩道で暴走、歩行者2人重傷が突きつけた完全無人の現実
    CP-2023-0094-33981880-thumb
    生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33923796-thumb
    GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
    CP-2023-0065-33936919-thumb
    「弾丸OK、砂利NG?」サイバートラックで露呈した設計の盲点
    CP-2023-0065-33914214-thumb
    「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
    CP-2023-0065-33918731-thumb
    「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
    CP-2023-0065-33921238-thumb
    「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
    CP-2023-0059-33924631-thumb
    「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか