ヨーロッパの高級車に負けない日本のラグジュアリーモデル!トヨタの選りすぐり3車種を徹底解剖

ラグジュアリーモデルは全てヨーロッパ産?

日本車もレベルは負けていない

トヨタのラグジュアリーモデル3種のご紹介

引用:YouTubeチャンネル「Namaste Car」

トヨタ、現代自動車などがしっかりと握っていた大衆車市場を離れ、ラグジュアリー自動車市場に目を移すと想像を超える高価格の高級車がずらりと並んでいる。メルセデスのマイバッハ、ベントレーからラグジュアリーカーの頂点と呼ばれるロールスロイスなどを実物で目にすると、感嘆の言葉が自然と溢れ出る。これら高級車メーカーの大半はヨーロッパに集中している。

しかし、日本車の中にもこれに匹敵するモデルがいくつか存在する。中にはトヨタの高級ブランドであるレクサスを引き合いに出す者もいるが、レクサスはこの地位には入れない。レクサスがプレミアムブランドである点は事実だが、長い歴史を踏まえて考慮すると高級車の仲間入りができる日本車は3種。全てレクサスではないトヨタの車である。その3種のラグジュアリーモデルを詳しく見てみよう。

引用:トヨタ
引用:Wikipedia

70年以上の歴史を誇る「クラウン」

今はブランドとして再生されている

クラウンは1955年に発売され、16世代の歴史を持つ高級セダンである。元々はタクシー市場の需要に応じて開発された大量生産向けモデルであったが、進化を重ねて落ち着いた高級車のイメージが構築された。クラウンがサブブランドとなる前まではセダンが主力であったが、過去にはワゴンやクーペなど様々なバリエーションで販売されたこともあった。

2022年にトヨタがクラウンをサブブランドとして拡大し、再び様々な派生モデルが登場した。クラウンクロスオーバーを始めとしてスポーツ、セダン、エステートの4種類が販売されている。その中でもフラッグシップ仕様はやはりセダンである。1,890mmと大胆に広げた全幅と5mを超える全長など車体のサイズが周囲を圧倒し、壮大なシルエットは過去の栄光を再現している。

引用:Reddit
引用:トヨタ

日本車の頂点「センチュリー」

昨年SUVモデルも追加され

しかし、トヨタセダンのラインアップで頂点に位置するモデルは別にある。それは「日本のロールスロイス」とも呼ばれるセンチュリーである。1967年に最高級セダンとして開発された同モデルは、日本車業界全体でも最も高い価値を有するモデルとして評価されている。天皇陛下の御料車としてはもちろん、首相の公用車としてセンチュリーが利用されている事実は海外にも広く知られている。

センチュリーは熟練した職人によって手作業で生産されているため、需要が多くても対応できる生産量が限られている。現行の3世代モデルは、レクサスが登場する前に発売された2世代目(月200台)よりも少ない月50台が目標販売数である。昨年はセダンのみの販売という古い伝統を破り、SUVモデルが追加された。依然として堂々たる姿を誇り、SUVの最大の長所である車室内空間はセダンより余裕のある2列で居住性の向上につながっている。

引用:PCH Auto World
引用:YouTubeチャンネル「Namaste Car」

ヴェルファイア・エグゼクティブラウンジ

ラグジュアリーミニバンの中では他の追随を許さない

広々とした車室内空間の面で最高と言える車種はやはりミニバンである。近年、ラグジュアリーミニバンの人気が顕著に増えている中、ヴェルファイアも注目されている。ヴェルファイアはネッツトヨタで販売されるアルファードの別名モデルであり、ネッツトヨタのディーラーネットワークを統合した当時、アルファードに統合されるという噂が流れたこともある。しかし、アルファードより圧倒的な販売台数のおかげで、ブランドの伝統を維持することができた。

ヴェルファイアの中でも最上位仕様であるエグゼクティブラウンジは、前述のクラウンやセンチュリーセダンに劣らない車室内を提供する。飛行機のファーストクラスに匹敵する専用ラウンジシートは、ラグジュアリーモデルの基本要素である。さらに家庭用テレビにも劣らないサイズの大型ディスプレイと冷蔵庫というセンチュリーにもない独自の仕様が備えられている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33467947-thumb
バービーのマーゴット・ロビー、SUV・EV・旧車が揃う5台のラインナップ
Depositphotos_465558100_S
高速道路で「バン!」タイヤが裂けた瞬間、3秒の判断が運命を変えた
CP-2023-0065-33485494-thumb
PPFフィルムは本当に守れるのか、専門家が語る実力とは
CP-2023-0397-33440104-thumb
欧州攻略の号砲!三菱EVが日本勢の巻き返しを告げる
CP-2023-0078-33341516-thumb
トヨタGR工場の「0.1mm執念」400人だけが触れる道場、量産の常識が崩れる
CP-2024-0164-33504208-thumb
クルマ好きの定番WD-40、応急時は頼れるが常用すると“逆効果”の恐れ
CP-2023-0065-33360503-thumb
アメリカで“最も走らない車”、それでも運転評価が高いマツダ・ロードスターの理由
CP-2023-0065-33410935-thumb
運転席に潜む“目に見えない毒”、家族を守るための完全マニュアル
  • アクセスランキング

    バービーのマーゴット・ロビー、SUV・EV・旧車が揃う5台のラインナップ
    高速道路で「バン!」タイヤが裂けた瞬間、3秒の判断が運命を変えた
    PPFフィルムは本当に守れるのか、専門家が語る実力とは
    欧州攻略の号砲!三菱EVが日本勢の巻き返しを告げる
    トヨタGR工場の「0.1mm執念」400人だけが触れる道場、量産の常識が崩れる
    クルマ好きの定番WD-40、応急時は頼れるが常用すると“逆効果”の恐れ
    アメリカで“最も走らない車”、それでも運転評価が高いマツダ・ロードスターの理由
    運転席に潜む“目に見えない毒”、家族を守るための完全マニュアル
    自動運転事故めぐり責任分争…米裁判が示した“新たな基準”
    韓国で高まる日本車評価、レクサス4位返り咲きに見えた“技術と品質の本当の強さ”

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33467947-thumb
    バービーのマーゴット・ロビー、SUV・EV・旧車が揃う5台のラインナップ
    Depositphotos_465558100_S
    高速道路で「バン!」タイヤが裂けた瞬間、3秒の判断が運命を変えた
    CP-2023-0065-33485494-thumb
    PPFフィルムは本当に守れるのか、専門家が語る実力とは
    CP-2023-0397-33440104-thumb
    欧州攻略の号砲!三菱EVが日本勢の巻き返しを告げる
    CP-2023-0078-33341516-thumb
    トヨタGR工場の「0.1mm執念」400人だけが触れる道場、量産の常識が崩れる
    CP-2024-0164-33504208-thumb
    クルマ好きの定番WD-40、応急時は頼れるが常用すると“逆効果”の恐れ

    主要ニュース

    CP-2023-0397-33336911-thumb
    自動運転事故めぐり責任分争…米裁判が示した“新たな基準”
    CP-2024-0113-33455651-thumb
    韓国で高まる日本車評価、レクサス4位返り咲きに見えた“技術と品質の本当の強さ”
    CP-2023-0065-33379027-thumb
    「これだけ覚えればいい」ピックアップ購入で後悔しないための必須装備TOP3
    CP-2022-0028-33347515-thumb
    「大丈夫だろう」が危機を呼ぶ、無視した警告灯が招く“最悪の結末”
    CP-2023-0397-33386022-thumb
    トヨタ、北米と中国を同時に飲み込む!HV227万台の圧倒的存在感
    CP-2023-0065-33361843-thumb
    冬の節電走行が無力化、“寒さで変わる何か”が航続距離を奪う