中国にはロールス・ロイスの軽自動車がある?デザイン盗用の「パクリ」モデルが登場

中国で捉えられたロールス・ロイス風軽自動車

実はデザイン盗用の「パクリ」モデル

ネットユーザーたちからは呆れた反応

引用:X@Greg Kable

ラグジュアリーカーを代表するブランド、ロールス・ロイスとマイバッハ。これらのブランドの車両は基本価格が数千万円から始まるため、実際に購入できる消費者はごく少数に限られている。販売されるモデルも大型セダンや大型SUVに集中している。

そんな中、最近ロールス・ロイスとマイバッハのデザインを模した小型車が登場し、話題になっている。この車両は中国・山東省で開催された小規模な自動車イベントで展示されたもので、中国の小型電気自動車として製作されたとされている。

引用:X@Greg Kable
引用:X@Greg Kable
引用:X@Greg Kable

販売価格はたった28万円

実走行は不可能に見える

現場では、ロールス・ロイスのファントムとメルセデス・マイバッハGLSのデザインを反映した小型車が展示された。ロールス・ロイスのファントムは国内の開始価格が5460万円から始まるが、展示された車両の価格はたったの1万4000元(約28万円)に設定されていた。しかし、実際には道路走行の許可を得ておらず、改造過程で安全テストも行われていない。

購入する消費者が現れたとしても、単なる展示用以外に活用するのは難しいと見られる。それでも、ロールス・ロイスに似たデザインを小型車に適用したことで生まれたやや独特な比率と姿が、中国内外のネットユーザーの目を引いた。細部を見てみると、フロントにはロールス・ロイス特有の大型クロームグリルが搭載されている。

引用:X@Greg Kable
引用:CarsCoops

緻密なパターンの大型クロームグリル

ドアはコーチドア方式を採用

グリルには垂直のきめ細かなパターンが適用され、ラグジュアリー感が強調されている。グリル上部にはロールス・ロイスのロゴを模した「Y」字の陰刻が刻まれている。ただし、ロールス・ロイスを象徴する「スピリット・オブ・エクスタシー」は存在しない。ここに横型ボックス型のヘッドランプが配置され、ロールス・ロイスのファントムに似た姿を演出している。

ただし、安価なヘッドランプが搭載されており、ランプの一部が青い光で点灯する。ヘッドランプのレイアウトに沿ってコの字型のデイタイム・ランニングライトも配置される。バンパーにはブラックカラーのトリムとガーニッシュが配置されている。側面のドアはコーチドア方式(観音開き)で開き、一定の高級感を表現している。ウィンドウラインにはプラスチックモールディングが適用されている。

引用:X@Greg Kable
引用:CarsCoops

メルセデス・マイバッハGLSを真似た小型車

室内にはアンビエントライトまで

メルセデス・マイバッハGLSのデザインを模した車両は、ファントムとベースは同じだが、フロントデザインが異なり改造されている。ロールス・ロイスの四角形グリルの代わりに、マイバッハの大型クロームグリルが搭載されている。側面のヘッドランプはよりスリムな形に変更され、バンパーは大型のエアインテークとクロームガーニッシュで飾られている。

室内はデジタルクラスターとセンターディスプレイが統合されたワイドディスプレイが適用され、メルセデスから影響を受けたようなアンビエントライトと円形のエアベントが配置されている。一方、この車両を見たネットユーザーたちは「パクリでは中国に敵わない」「思ったより車体比率が悪くない」「あれを真似て作ること自体が驚きだ」「意外とよく作ったね」などの反応を示している。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2025-0051-34784759-thumb
王座は揺れなかった 関税逆風でも突き進んだトヨタ、1050万台販売で過去最高・6年連続世界1位
CP-2023-0397-34594017-thumb
「EVは急がない」マツダが選んだハイブリッド回帰
CP-2023-0094-34570176-thumb
「高性能は演出ではない」トヨタ、実戦仕様でGRを固めた
CP-2024-0164-34596602-thumb
「雪道で通用しない運転常識」ABS時代に危険となったブレーキ判断
CP-2025-0055-34604340-thumb
内気中心の運転習慣、車内空気管理が止まっていた
CP-2025-0051-34539681-thumb
トランプ「中国車、米国に入っていい」異例の許可 吉利など現地生産検討
CP-2022-0212-34532757-thumb
完全自動運転は止まった AI同盟に向かった自動車産業
CP-2024-0164-34596604-thumb
カリナン電動化の兆候 ロールス・ロイス第2EV開発が表面化
  • アクセスランキング

    王座は揺れなかった 関税逆風でも突き進んだトヨタ、1050万台販売で過去最高・6年連続世界1位
    「EVは急がない」マツダが選んだハイブリッド回帰
    「高性能は演出ではない」トヨタ、実戦仕様でGRを固めた
    「雪道で通用しない運転常識」ABS時代に危険となったブレーキ判断
    内気中心の運転習慣、車内空気管理が止まっていた
    トランプ「中国車、米国に入っていい」異例の許可 吉利など現地生産検討
    完全自動運転は止まった AI同盟に向かった自動車産業
    カリナン電動化の兆候 ロールス・ロイス第2EV開発が表面化
    ホンダ、F1復帰で技術のホンダ復活を宣言…レーシング技術を量産車へ
    「見えない故障が始まる」マフラーの水が消えない時に疑う部位

    最新ニュース

    CP-2025-0051-34784759-thumb
    王座は揺れなかった 関税逆風でも突き進んだトヨタ、1050万台販売で過去最高・6年連続世界1位
    CP-2023-0397-34594017-thumb
    「EVは急がない」マツダが選んだハイブリッド回帰
    CP-2023-0094-34570176-thumb
    「高性能は演出ではない」トヨタ、実戦仕様でGRを固めた
    CP-2024-0164-34596602-thumb
    「雪道で通用しない運転常識」ABS時代に危険となったブレーキ判断
    CP-2025-0055-34604340-thumb
    内気中心の運転習慣、車内空気管理が止まっていた
    CP-2025-0051-34539681-thumb
    トランプ「中国車、米国に入っていい」異例の許可 吉利など現地生産検討

    主要ニュース

    CP-2025-0051-34615504-thumb
    ホンダ、F1復帰で技術のホンダ復活を宣言…レーシング技術を量産車へ
    CP-2024-0164-34622850-thumb
    「見えない故障が始まる」マフラーの水が消えない時に疑う部位
    CP-2023-0203-34554414-thumb
    「日本市場を狙い撃ち」軽EVで始まった主導権争い
    CP-2023-0094-34525382-thumb
    「展示と技術を束ねたモータースポーツ」東京オートサロン2026の構図
    CP-2025-0108-34594759-thumb
    「電動化で拡張されたES」レクサスが2026年春に投入する新型セダン
    CP-2023-0094-34591553-thumb
    「拡張は計画通りだった」アフィーラSUVが裏付けたロードマップ