「バッテリー0%から50km走行」テスラ実験が覆した常識

【引用:YouTube「OutOfSpec」】電気自動車のバッテリー残量が0%と表示された瞬間、多くのドライバーは走行不能を覚悟する。しかし2026年モデルのテスラモデル3は、その数字だけで即座に停止するクルマではない。実走テストの結果、メーターパネル上で0%を示した後も一定距離の走行が可能であることが明らかになった。

【引用:テスラ】検証を行ったのはYouTubeチャンネルOutOfSpecのカイル・コナー氏だ。2026年モデルのモデル3ロングレンジ後輪駆動車を用い、バッテリーを限界近くまで使い切る実験を実施。表示上の残り走行可能距離が約2マイルに達した後も走行を継続した結果、最終的に約31マイル、距離にしておよそ50kmを追加で走破した。

【引用:YouTube「OutOfSpec」】この過程で実際に使われた電力量は約6kWhとされ、メーカーが意図的にメーター表示の0%以降にも電力を残している設計思想が裏付けられた。これは内燃機関車で燃料計が空を示しても、実際には予備分が確保されているのと同じ考え方で、数値表示と物理的な残量が一致しない構造だ。

【引用:YouTube「OutOfSpec」】なぜこうした余剰を持たせるのか。第一に走行可能距離予測の誤差対策がある。道路状況や気温、速度などによってSOC算出は変動するため、表示上の0%が必ずしも完全放電を意味しない。第二に安全面だ。走行中に突然電力が尽き、路上停止に陥る事態を防ぐため、最低限の移動余力を確保する保険として機能している。

【引用:YouTube「OutOfSpec」】もっとも、この見えない余剰を前提に走り続けるべきではない。完全放電はバッテリーに大きな負荷を与え、寿命や健全性に悪影響を及ぼす可能性がある。天候や地形、電装品の使用によって実走行距離は大きく変わるため、計画的な充電と余裕を持った運用こそが、EVと長く付き合うための基本原則と言える。

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