SLがマイバッハになった!贅沢の定義を塗り替えるロードスター、「SL 680」

SL 680、マイバッハ仕様で登場
専用デザインと極上2シーター空間
585PSのV8と快適性を両立

引用:ニューオートポスト

1954年誕生の伝統あるSLクラスに、ついにマイバッハブランドとして特別仕様モデル「SL 680 モノグラムシリーズ」が登場。2025年春に欧州で市販開始される予定で、日本ではメルセデス・ベンツ日本が2025年第4四半期の導入を示唆している。日本でもマイバッハ車が一定の市場を築いていることから、高級オープンモデルとして注目を集める。

外装はSL63ベースながら、クロームメッキ仕上げのラジエーターグリルに「MAYBACH」のイルミネーション表示を備え、ボンネットにはマイバッハのスターエンブレムを装着。ドアミラーやボンネット外装にもブランドを象徴する装飾が施されており、エレガントな2トーンカラー(レッドアンビエンス、ホワイトアンビエンス)がゴージャスな印象を際立たせる構成となっている。

引用:ニューオートポスト
引用:ニューオートポスト

快適性重視の2シーター設計
華やかで上質な専用インテリア

従来のSLが2+2シーターだったのに対し、SL680モノグラムは後席を完全に廃した2シーター仕様。所有者の快適性と静粛性を最優先に据えた設計といえる。車体プロポーションはロングノーズ・ショートデッキを継承しつつ、リアまわりの大型クロームフィンや専用マフラーなど、デザイン上の差別化も明確だ

インテリアにはクリスタルホワイトのナッパレザーとシルバークロームトリムを採用し、マイバッハらしい抑えた華やかさが感じられる。シートに施された花柄フローラルパターンや、マルチディスプレイの専用アニメーションなど、独自性に満ちた空間になっている。高級感重視ながら、心地よいホールド性も確保されている。

引用:ニューオートポスト

585PSのV8で上質な走り
価格は3000万円台を想定

パワートレインはSL63と同型のAMG製4.0L V8ツインターボで、585PS/800Nmを発揮。0–100km/h加速は約4.1秒、最高速は電子制限で260km/h。駆動方式は4MATIC+と後輪操舵リヤステアリングを標準装備。乗り心地と静粛性の向上のため、排気系やサスペンション、エンジンマウントが専用セッティングに調整されている。

価格帯は現時点で未発表だが、日本導入時には約3000万円台からの設定が予想される。競合のベントレー・コンチネンタルGTCに比べるとやや価格面で有利な設定となる可能性もある。日本の顧客層の中でも、SUVではなくラグジュアリーな2シーターオープンを望む層に対し、有力な選択肢となるだろう。日本導入時期やディーラーネットワークの整備状況が今後の注目点となる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0094-31089089-thumb
【460馬力の巨獣】日産「アルマーダ NISMO」誕生、北米専売の“超弩級NISMO SUV”が放つ存在感
CP-2023-0047-31068837-thumb
【北米専用】トヨタ最強SUV「セコイア」2026年モデルが豪華装備で進化、でも日本では買えない?
CP-2023-0397-31053000-thumb
都市と空港を結ぶ「無人EV」始動…リフト×ホロン×モービルアイが仕掛ける次の一手
CP-2023-0066-31046484-thumb
「V6・530馬力・5モード搭載」マセラティの最上級SUVがラグジュアリーと走りを同時に極めた!
CP-2025-0165-31048136-thumb
メルセデス、電動ミニバン「VLE」始動…本格試験走行で次世代商用バンの実力証明
CP-2023-0274-31040753-thumb
カムリ復活、未発売モデルも対象に…トヨタが米国生産車を日本市場へ逆輸入、「国内工場との共食い」リスクも
CP-2024-0164-31090608-thumb
映画か夢か…6輪で走る「アイスプリンセス」がオークションに登場
CP-2024-0164-31090202-thumb
異色のオレンジ×ブルー、誰が注文した?ロールス・ロイス・カリナン「迷カスタム」現る」
  • アクセスランキング

    【460馬力の巨獣】日産「アルマーダ NISMO」誕生、北米専売の“超弩級NISMO SUV”が放つ存在感
    【北米専用】トヨタ最強SUV「セコイア」2026年モデルが豪華装備で進化、でも日本では買えない?
    都市と空港を結ぶ「無人EV」始動…リフト×ホロン×モービルアイが仕掛ける次の一手
    「V6・530馬力・5モード搭載」マセラティの最上級SUVがラグジュアリーと走りを同時に極めた!
    メルセデス、電動ミニバン「VLE」始動…本格試験走行で次世代商用バンの実力証明
    カムリ復活、未発売モデルも対象に…トヨタが米国生産車を日本市場へ逆輸入、「国内工場との共食い」リスクも
    映画か夢か…6輪で走る「アイスプリンセス」がオークションに登場
    異色のオレンジ×ブルー、誰が注文した?ロールス・ロイス・カリナン「迷カスタム」現る」
    タイプR直系シャシー×e:HEVで復活…ホンダ 新型「プレリュード」、待望の登場!
    BMW M、直6&V8エンジン継続を明言…「ユーロ7時代」でも性能は変わらない

    最新ニュース

    CP-2023-0094-31089089-thumb
    【460馬力の巨獣】日産「アルマーダ NISMO」誕生、北米専売の“超弩級NISMO SUV”が放つ存在感
    CP-2023-0047-31068837-thumb
    【北米専用】トヨタ最強SUV「セコイア」2026年モデルが豪華装備で進化、でも日本では買えない?
    CP-2023-0397-31053000-thumb
    都市と空港を結ぶ「無人EV」始動…リフト×ホロン×モービルアイが仕掛ける次の一手
    CP-2023-0066-31046484-thumb
    「V6・530馬力・5モード搭載」マセラティの最上級SUVがラグジュアリーと走りを同時に極めた!
    CP-2025-0165-31048136-thumb
    メルセデス、電動ミニバン「VLE」始動…本格試験走行で次世代商用バンの実力証明
    CP-2023-0274-31040753-thumb
    カムリ復活、未発売モデルも対象に…トヨタが米国生産車を日本市場へ逆輸入、「国内工場との共食い」リスクも

    主要ニュース

    CP-2023-0047-31041656-thumb
    タイプR直系シャシー×e:HEVで復活…ホンダ 新型「プレリュード」、待望の登場!
    CP-2024-0045-30970747-thumb
    BMW M、直6&V8エンジン継続を明言…「ユーロ7時代」でも性能は変わらない
    CP-2023-0225-30992810-thumb
    ビュイックが提示する「未来型ファーストクラス」…GL8コンセプトがMPVの常識を破壊
    CP-2023-0225-30977430-thumb
    【世界限定550台】レクサス新型「LCインスピレーション」、ハイブリッドを捨てV8にこだわったその真意とは?
    CP-2023-0093-30998415-thumb
    ついに低価格テスラの正体判明!新型ではなく「モデルYの廉価版」、その衝撃的な戦略転換とは?
    CP-2023-0186-30983459-thumb
    「実走レビューで話題沸騰」100km/hまで2.9秒、低重心とF1由来サスで“本物の走り”を実現した中国製スポーツカーの正体とは