「予測を超えるイノベーション」現代自動車、新ブランド「Nスポーツ」発表か⁉︎高性能とデザインの融合が実現

現代自動車の新しい商標

その主役は「Nスポーツ」

NとNラインの中間に位置すると予想

引用:Reddit
引用:Reddit

多くの自動車メーカーが高性能ラインを展開し、幅広い消費者層をターゲットにしている。これは国産ブランドから海外の高級ブランドまで共通している。韓国の現代自動車もNブランドを通じて、高性能を重視する消費者の注目を集めている。

最近、現代自動車がNブランドの下に新たに高性能ライン「Nスポーツ」を準備しているというニュースが伝わってきた。この新ラインについて詳しく見ていこう。

引用:現代自動車
引用:現代自動車
引用:ウィキペディア
引用:ウィキペディア

性能アップグレード版の「N」

デザイン重視の「Nライン」

米国の分析サイト「カーモーゼス(CarMoses)」によると、現代自動車が米国特許商標庁に「Nスポーツ」という名称の商標を登録したことが明らかになった。

通常、自動車メーカーは商標を出願する際、名称を含めないことが多い。しかし、今回は「Nスポーツ」という名前が入ったエンブレムが商標として出願されており、非常に異例だ。

さらに、このエンブレムは現代自動車の既存の「Nライン」のバッジに似たデザインになっている。このことから、単に新しい名称が加わっただけでなく、現代自動車が新たな高性能ラインを展開しようとしていることが伺える。

現在、現代自動車は641馬力を誇る電気自動車「アイオニック5 N」など、4種類の高性能Nモデルを展開しており、Nラインはその下に位置している。Nモデルは徹底したエンジニアリングによって高性能が実現されているが、Nラインモデルは外観にスポーティなデザインが施されているものの、性能面での大きな変更はない。

引用:CNET
引用:CNET
引用:ウィキメディア・コモンズ
引用:ウィキメディア・コモンズ

新たに言及される「Nスポーツ」は

性能とデザインの両方を追求する予定

現代自動車の新ラインナップはBMWの戦略に似た形態を取ると予想されている。実際、現代自動車は2015年にBMW M部門の総括開発責任者であったアルバート・ビアマン氏を迎え入れ、BMWの足跡を追っている。

このまま進めば、NスポーツはNラインとNの中間に位置することが予想される。Nスポーツは、Nモデルの高性能と、Nラインのデザイン重視を兼ね備えたラインとして登場するだろう。

もしBMWの戦略を踏襲するのであれば、Nスポーツモデルには既存モデルよりも低く設定されたサスペンション、より攻撃的な外装デザイン、そして電気自動車向けに調整された走行モードが搭載されると考えられる。また、パワートレインの改良も期待される。

引用:EVO India
引用:EVO India
引用:現代自動車
引用:現代自動車

BMWのコピー疑惑は

結果に関係なく続くと見られる

もしNスポーツがデザイン面にのみ焦点を当てるのであれば、Nラインバッジの名称変更に止まる可能性もある。実際の性能向上があるのか、それとも単なるマーケティング戦略に過ぎないのかは、今後の発表を待つ必要がある。結果に関係なく、BMWの戦略を模倣したという批判は避けられないだろう。

現時点では現代自動車からの公式発表はなく、Nスポーツが単なる名称変更にとどまるのか、あるいは実際に性能向上を果たし新たな商品性を打ち出すのか、注目される。現代自動車が新しい「Nスポーツ」を通じて、消費者の関心を引きつけることができるか、期待が高まっている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0212-31783658-thumb
【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
CP-2024-0164-31872733-thumb
【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
CP-2024-0164-31872411-thumb
【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
CP-2024-0164-31872424-thumb
「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
CP-2022-0212-31782885-thumb
【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
CP-2025-0200-31804945-thumb
【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
CP-2023-0215-31774786-thumb
BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
CP-2025-0133-31848369-thumb
SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
  • アクセスランキング

    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開
    BYDが「遊べるサーキット」解禁!1時間1万2000円でEVからPHEVまで試乗可能
    SUV感覚の新トラック!? トヨタが北米向けコンパクトピックアップ開発、販売目標は年15万台
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー

    最新ニュース

    CP-2022-0212-31783658-thumb
    【トヨタ×中国合弁】NEVにヘサイ製「ATXライダー」採用決定、2026年から量産開始でADAS戦略を加速
    CP-2024-0164-31872733-thumb
    【独プレミアム連合】メルセデスがBMW製エンジン搭載を検討、2027年にも「ベンツ×BMW」の異例コラボ誕生か
    CP-2024-0164-31872411-thumb
    【米国自動車満足度調査】日本勢がトップ独占!スバル1位・レクサス高級ブランド首位、EVは73点急落
    CP-2024-0164-31872424-thumb
    「776馬力で3.4秒加速」…アウディE5スポーツバック、中国EV市場を震撼させる超低価格モンスターSUV
    CP-2022-0212-31782885-thumb
    【トヨタEV戦争】南アに3車種同時投入!BYD・BMW・メルセデスと正面衝突へ
    CP-2025-0200-31804945-thumb
    【新提案】キャデラック、未来型EVクロスオーバー「エレヴェイティド・ヴェロシティ」世界初公開

    主要ニュース

    CP-2025-0133-31848414-thumb
    EV充電の思わぬ落とし穴!「PM2.5最大200㎍/㎥」環境に優しいはずが逆効果!?
    CP-2025-0133-31848420-thumb
    VW新型「T-ロック」公開へ…9月ミュンヘンで登場、内燃・HV・EVまで揃う次世代クロスオーバー
    CP-2025-0133-31812658-thumb
    時速160kmの怪物マシン『Turbo』登場…世界最速を狙う電動キックボード、価格は440万円超
    CP-2025-0133-31812634-thumb
    個人用空飛ぶマシン『ヘリックス』登場!カナダ発eVTOLが量産フェーズ突入、2800万円から予約開始
    CP-2023-0215-31773083-thumb
    【限定29台】ランボルギーニ新型「フェノメノ」公開!V12ハイブリッドで史上最強の加速性能
    CP-2025-0133-31812687-thumb
    【次期カローラ】2027年モデル予想レンダリング公開 トヨタ最新戦略でハイブリッド専用化の可能性