伝説のスーパーカーLFAが再び!レクサスLFRが2026年デビューへ、驚異のスペックに注目

レクサスの伝説的スーパーカーLFA

12年ぶりに後継モデルの姿が明らかに

レーシングカーと並行して開発進む

引用:Volan

レクサスLFAは、ハイエンドスーパーカーの中でも特別な存在として評価されている。2000年、トヨタの豊田章男会長の陣頭指揮のもと開発がスタート。完璧を追求した結果、発売までに10年を要した。開発費用は1台あたり4000万円に上り、投資の回収は叶わなかったものの、その存在自体に大きな意義があったとされる。

2012年に最後のLFAが工場を出荷されて以来、レクサスのスーパーカー部門は長らく空白期間が続いていた。しかし待望の朗報が届いた。LFAの後継モデルとされる開発車両が、「LFR」という仮称で走行テストを行っている様子が目撃されたのだ。LFAよりもアグレッシブなデザインが注目を集めており、その特徴を詳しく見ていこう。

引用:Wikipedia
引用:Carscoops

フロントオーバーハングが特徴的

開発初期段階で今後の変更も

海外自動車メディアCarscoopsが14日に報じたところによると、ドイツのニュルブルクリンクサーキット周辺でレクサスLFRの試作車が目撃された。LFRは、トヨタが2022年に発表したGR GT3コンセプトの市販モデルで、GT3レーシングカーを彷彿とさせるフォルムを持つ。LFAと同じくフロントミッドシップレイアウトを採用しているが、フロントオーバーハングが特徴的だ。

大型のエアインテークとボンネットスクープ、そして大径ブレーキローターから、高性能な走りが期待される。シングルアームワイパーや小型サイドミラーといったディテールは、公道走行よりもサーキット走行を意識した仕様となっている。報道によれば、今回目撃された試作車は初期段階のもので、今後さらなる改良が加えられる見込みだ。ヘッドライトの内部デザインやサイドミラー、ウインドウなどは、市販モデルとしての基準を満たすよう変更される可能性が高い。

引用:YouTubeチャンネル「Japan car events」
引用:Carscoops

存在感際立つリアウイング

V8ツインターボ搭載が有力

リアエンドも印象的だ。スワンネックリアウイングは、GR GT3コンセプトと比べるとやや控えめになったものの、依然として存在感は抜群。スリムなLEDテールランプの下には大型の排気口を配置し、コンセプトカーでは側面にあったマフラーエンドを後方に移設。ディフューザーもマフラーエンドに合わせて形状を最適化している。

パワーユニットについては、GT3規格に適合するV8ツインターボエンジンの搭載が有力視されている。市販モデルでは、レース仕様から若干出力を抑え、信頼性を高めたチューニングが施される見込みだ。ただし、純粋な内燃機関のみの構成となるのか、ハイブリッドシステムとの組み合わせになるのかは現時点で不明である。

引用:NAVER Cafe「男たちの自動車」
引用:Carscoops

LFAを上回る性能を示唆

2026年初頭のデビューへ

具体的な性能値は明らかにされていないが、LFAを上回るスペックは確実視されている。参考までに、LFAは4.8L V10自然吸気エンジンを搭載し、最高出力560馬力、最大トルク48.9kgf・mを発生。6速シングルクラッチASGミッションで後輪を駆動し、0-100km/h加速3.7秒、最高速325km/hを記録している。

レクサスLFRは2026年初頭にまずモータースポーツでデビューする可能性が高い。市販モデルは同年末の登場が期待され、現行LC500の後継モデルとしての役割も担うとされる。発売後は、フェラーリ296GTB、ランボルギーニ・テメラリオ、マクラーレン750Sの電動化次期モデルなど、最新鋭のスーパーカーとの競争が予想される。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33914214-thumb
「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
CP-2023-0065-33918731-thumb
「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
CP-2023-0065-33921238-thumb
「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
CP-2023-0059-33924631-thumb
「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか
CP-2023-0065-33911740-thumb
整備士の「アライ見ましょう」は営業か、実は急ブレーキで制御遅れの火種になる
CP-2023-0065-33912451-thumb
「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ
CP-2022-0212-33896562-thumb
「家族もEVも諦めない」新型GLBが示したベンツの覚悟
CP-2023-0065-33902653-thumb
メルセデス・ベンツCLAが電動化へ、600km航続と5分充電が示す次の一手
  • アクセスランキング

    「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
    「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
    「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
    「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか
    整備士の「アライ見ましょう」は営業か、実は急ブレーキで制御遅れの火種になる
    「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ
    「家族もEVも諦めない」新型GLBが示したベンツの覚悟
    メルセデス・ベンツCLAが電動化へ、600km航続と5分充電が示す次の一手
    「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由
    「25%関税の衝撃」トランプ圧力8か月、日本と欧州が15%で踏みとどまった理由

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33914214-thumb
    「昼間なのにライト点灯?」運転者の9割が気づかない“照度センサーの罠”
    CP-2023-0065-33918731-thumb
    「飛び石で新車が終わる?」PPFかセラミックか、塗装保護の正解は一つじゃない
    CP-2023-0065-33921238-thumb
    「未来装備なのに選ばれない」電子サイドミラー、20%止まりの現実
    CP-2023-0059-33924631-thumb
    「南米に投げた勝負車」日産の低価格SUVカイト、果たして市場を掴めるのか
    CP-2023-0065-33911740-thumb
    整備士の「アライ見ましょう」は営業か、実は急ブレーキで制御遅れの火種になる
    CP-2023-0065-33912451-thumb
    「このまま中国車になるのでは?」 フォルクスワーゲン、欧州を離れ中国集中へ

    主要ニュース

    CP-2022-0212-33899522-thumb
    「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由
    CP-2023-0065-33898471-thumb
    「25%関税の衝撃」トランプ圧力8か月、日本と欧州が15%で踏みとどまった理由
    CP-2023-0065-33905179-thumb
    日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
    CP-2023-0186-33907556-thumb
    冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
    CP-2024-0164-33996128-thumb
    「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
    CP-2024-0164-33967268-thumb
    「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖