「ミニバン卒業宣言」約450万円で手に入れる父のロマン、ピックアップトラック5選

【引用:シボレー】フルサイズトラックの価格が高騰するなか、3万ドル(約460万円)台で必要なだけの力を備えたピックアップが再び注目を集めている。価格はトラックのすべてを語らないが、消費者にとっては重要な指標の一つ。今なお合理的と呼べるモデルは限られるが、北米市場には確かな実力を持つ車が存在する。

【引用:トヨタ】1995年の初代登場以来、トヨタ・タコマはミッドサイズトラック市場で揺るぎない地位を築いてきた。2.4Lターボエンジン(228hp/170kW)を基本に、上位では278hp(207kW)仕様や6速MTを選択可能。ボディオンフレーム構造とリーフスプリング式リアサスペンションを組み合わせ、荒地でも安定した走行を実現する。余計な装飾を排した堅実な構造こそが、長年支持される理由だ。

【引用:日産】フロンティアは3.8L V6(310hp/231kW・281lb-ft/381Nm)を搭載し、9速ATとの組み合わせで滑らかなトルクを発揮する。最大牽引力7,150ポンド(約3,240kg)、積載1,620ポンド(約735kg)とクラス上位の性能を誇り、角張ったフロントと立体的なグリルが存在感を際立たせる。最新モデルに比べればクラシックだが、堅牢な走りを求めるユーザーにはいまも本物のトラックとして支持されている。

【引用:フォード】マーベリックはC2プラットフォームを基にしたコンパクトピックアップで、2.5Lハイブリッドエンジンを搭載。市街地42mpg、高速33mpg(EPA基準)の優れた燃費を実現しながら、最大積載1,500ポンド(約680kg)、牽引2,000ポンド(約907kg)と実用性も確保している。荷台には多機能な「FLEXBED」システムを備え、使い方次第で工具、レジャー、仕事道具を自在に整理できるのが特徴だ。

【引用:シボレー】2.7Lターボマックス(310hp/231kW・430lb-ft/583Nm)を搭載するコロラドは、シンプルな構成ながらも7,700ポンド(約3,490kg)の牽引力を発揮するタフな1台だ。ベースグレードWTでも11.3インチタッチスクリーンやデジタルメーター、オフロードモードを標準装備し、価格以上の装備内容を誇る。短いオーバーハングと高い地上高により、フルサイズに近い走行感を実現している。

【引用:ヒョンデ】ツーソンをベースに開発されたサンタクルーズは、SUVの快適性とピックアップの実用性を融合したモデルとして注目される。2.5Lガソリン(191hp/142kW)と281hp(210kW)のターボ仕様を設定し、ユニボディ構造による柔らかな乗り味と俊敏なハンドリングを両立。4.3フィートの荷台やロック付き収納など、都市生活に適した設計が光る。2025年型では内外装が刷新され、XRTトリムでオフロード性能も強化された。

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