タフトがまさかの初代ロッキー風に?ダムドの「ラッキー」カスタム、アウトドア仕様も含めて話題に

ダムド・ラッキーの2種類のバージョンが発表

1世代ロッキーのテイストを継承したデザイン

ボディキットで魅せる新たな表情

引用:DAMD

「DAMD PARTY 2024」において、軽自動車・商用車向けのカスタムパーツメーカーであるダムドが、ダイハツ・タフトをベースに開発したダムド・ラッキーを公開した。アウトドア仕様を含む2種類のバージョンを展示し、来場者から注目を集めた。

ラッキーのデザインは、ダイハツの初代ロッキーをモチーフとしている。初代ロッキーは国内では1990年に登場したが、ロッキーの車名自体は1984年からダイハツ・ラガーの輸出モデルとして使用されていた。当時から角張ったヘッドライトとスクエアなボディが特徴的で、高い人気を誇った。

引用:DAMD
引用:YouTubeチャンネル「Carabiner CH.」

最小限のボディキットで

劇的なデザイン変化を実現

公開されたラッキーは、タフトをベースに初代ロッキーのデザインを再現するボディキットを装着。特筆すべきは、ボディキットの使用を必要最小限に抑えた点だ。これにより、コストパフォーマンスも向上している。最小限のボディキット装着でありながら、初代ロッキーを想起させる大胆なデザイン変更を達成した。

細部を見ると、タフトの特徴である四角いヘッドランプを活かしている。ヘッドランプのラインに合わせ、ボンネットの形状も変更。ただし、ボンネット全体の交換ではなく、ヘッドランプと接する部分のみをパーツ交換している。変更後の車体は、ヘッドランプボックスのラインに沿った角張った印象を与えている。

引用:YouTubeチャンネル「Carabiner CH.」
引用:DAMD

水平基調のグリルデザイン

樹脂製ガーニッシュを採用

ヘッドランプ周りには新たなグリルを採用。水平基調のスリットが特徴で、ヘッドランプと相まって力強い印象を強調している。ヘッドランプボックスに沿って配置されたガーニッシュは、グリルと一体感のある仕上がりとなっている。グリル中央にはラッキーの文字が配され、独自の存在感を放っている。

バンパー周りの樹脂製ガーニッシュも力強さを演出している。これに対し、ボディカラーは斬新な組み合わせを採用。上部にブルー系、下部にメタリックカラーを配し、ツートンカラーを形成。その境界線にはオレンジのデカールがライン状に走り、デザインのアクセントとしての役割だけでなく、視覚的な区分けの効果も生み出している。

引用:YouTubeチャンネル「Carabiner CH.」
引用:YouTube チャンネル「Carabiner CH.」

アウトドア志向を印象付ける

カーキ調のボディカラー

アウトドア仕様には自然との調和を意識したカーキ調のボディカラーを採用。サイドビューを横断するオレンジのラインは、同様にアクセントとして効果的に機能。さらにアウトドアテイストを強調するため、タフト本来のクラッディングをそのまま活かし、タフネスな印象を演出している。

ルーフ上部にはキャリアを装備し、小物の積載にも対応。ホイールとタイヤもアウトドア仕様に相応しいものに変更している。リアデザインはタフトのオリジナルデザインを踏襲。角張ったリアエンド、直線的なテールランプ、張り出したバンパーなど、フロントのボディキットと調和した姿は、高い評価を得ている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2022-0212-33562095-thumb
世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
CP-2025-0003-33616510-thumb
真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
CP-2023-0065-33554037-thumb
なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
CP-2023-0065-33546398-thumb
電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
CP-2023-0065-33549239-thumb
トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
CP-2023-0065-33518933-thumb
ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
CP-2023-0076-33609005-thumb
車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
CP-2023-0065-33584636-thumb
「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
  • アクセスランキング

    世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
    車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
    「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
    ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える

    最新ニュース

    CP-2022-0212-33562095-thumb
    世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
    CP-2025-0003-33616510-thumb
    真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
    CP-2023-0065-33554037-thumb
    なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
    CP-2023-0065-33546398-thumb
    電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
    CP-2023-0065-33549239-thumb
    トヨタ、EV工場再延期という異例判断、世界市場の変調か
    CP-2023-0065-33518933-thumb
    ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33542147-thumb
    ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
    CP-2023-0186-33542454-thumb
    日産が攻勢、エルグランドがミニバンの価値観を塗り替える
    CP-2023-0065-33513499-thumb
    電動クーペSUVの新基準、iX4が“平均値”を一気に引き上げた
    CP-2023-0065-33507289-thumb
    「スーパーカーはいらない」、Z世代女性スター4人が“毎日SUV”を選んだ理由
    CP-2023-0397-33526590-thumb
    米国でマツダ“本気EV”が出現、世界市場巻き返しの狼煙
    CP-2024-0181-33409230-thumb
    ハンドルが震えた瞬間、それは“危険信号”走行中の異常振動に要注意