
コンテナ2台を積んで高速道路を走行するトラックの映像が、オンライン上で大きな話題を呼んだ。


1台のトラックにコンテナ2台、危険な状況に通報が相次ぐ
2月13日、中国新疆ウイグル自治区の連霍高速道路で、1台のトラックがコンテナ2台を並べて積んだまま走行する姿が目撃された。大きさの異なるコンテナを荷台に横並びで積んでいたため、貨物の幅は片側2車線分に及んでいた。トラックはコンテナの大きさゆえに車線の中央を走らざるを得ず、ナンバープレートも取り付けられていなかった。本来の速度を出せないトラックの後ろには1kmに及ぶ車列ができ、渋滞が解消するまでに約30分を要した。2車線をふさいでいたため、後続車は追い越すこともできなかった。


この様子を撮影した馬さんは、「警察に通報せざるを得ない状況で、警察も多数の通報を受けたと話していた」と伝えた。危険を感じた他のドライバーからも、警察への通報が相次いだ。ハミ市の警察当局は翌日に調査へ着手し、違反が確認され次第、関連法に基づいて処罰を進めるとしている。中国では運転免許の点数制度や罰金の賦課を強化して取り締まりを進めているが、それでも積載重量を2〜3倍超過する事例は後を絶たない。同月20日には、上海市浦東新区で適正積載量の1.2倍を積んだダンプカーによってコンクリート橋が崩落したことが明らかになり、2017年には積載重量の18倍を超える荷物を積んで走行していた小型トラックが摘発された例もある。


取り締まりの強化とともにトラック業界の自浄努力が求められる
大事故につながりかねない過積載は、まず取り締まりと処罰によって防がなければならない。ただ、強制的な措置だけでは限界があり、トラックの運転手と業界自身による自浄努力も欠かせない。自発的で積極的な参加と意識の改善こそが、事故の防止には効果的だからだ。道路上の事故を防ぐため、さまざまな面での取り組みが求められている。