
【引用:BYD】最近、中国の電気自動車メーカーBYDの新型電動SUV「Song Ultra EV」の画像が流出し、市場の関心を集めている。新型モデルは2,840mmのロングホイールベースを採用し、前席と後席を連結してフラットな就寝スペースを形成できる「ビッグ・ベッドモード(Big Bed Mode)」に対応する点が特徴だ。車内は直線基調のダッシュボード設計を採用し、フルLCDメーターとフローティング式センターディスプレイを組み合わせた構成となる。さらにデュアルワイヤレス充電パッド、カップホルダー、物理式マルチメディアノブなどを配置し、実用性とデジタル装備のバランスを重視したインテリア設計が採用されている。

【引用:BYD】外観デザインはBYDの「王朝シリーズ」に共通するファミリーデザインを踏襲する。フロントにはクローズドグリルと「スターリング」形状の一体型ライトバーを採用し、電動車としての先進的な印象を強調した。リアには横一文字のテールランプと大型スポイラーを配置し、SUVらしい存在感を高めている。さらにオプションとしてルーフ装着型のLiDAR(ライダー)を設定し、BYDの運転支援システム「God’s Eye B(DiPilot 300)」に対応する構成となる。都市部および高速道路での運転支援機能を統合した高度運転支援システムが特徴とされる。

【引用:BYD】ボディサイズは全長4,850mm、全幅1,910mm、全高1,670mmで、中型SUVセグメントに位置付けられる。パワートレインには最高出力270kW(362馬力)を発揮するシングル電動モーターを搭載し、最高速度は210km/hと公表されている。バッテリー容量は75.6kWhと82.7kWhの2種類が用意され、CLTC基準の航続距離はそれぞれ620kmと710kmに達する見込みだ。航続性能と出力の両面で、同クラス電動SUVとして競争力のあるスペックが提示されている。

【引用:BYD】価格については、開始価格が約18万人民元(約409万円)程度になる可能性が市場で指摘されている。これは従来予想されていた22万〜26万元のレンジを下回る水準であり、価格競争力の高さが注目される要因となっている。航続距離と装備内容を踏まえると、テスラを含む中型電動SUV市場の競争構造に影響を与える可能性もあり、正式発表後の市場戦略や販売地域の展開が今後の焦点となりそうだ。