「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す

【引用:Syoei】速度やナビ情報など走行に必要な情報をライダーの視野へ直接投影する、未来志向のARヘルメットが登場した。SHOEIと仏EyeLightsが共同開発した新装備で、一般装備としては「アイアンマンのヘルメットに最も近い」と評される完全統合型ARモデルだ。

【引用:Syoei】世界初の技術統合型ヘルメット「GT-Air 3 Smart」は、EyeLightsが開発してきた超小型HUD技術をSHOEIのプレミアムツーリングモデルに直接組み込んだ点が特徴だ。ライダーはスマートフォンやメーターパネルを探すことなく、視線の先に必要な情報を得られる。

【引用:Syoei】ナノOLEDプロジェクターは速度、ナビ、電話通知、警察レーダー警告などを視野前方約3m地点に映し出す仕組みで、直射日光下でも鮮明に読めるとしている。HUD技術が抱えてきた可読性問題を克服したと主張しており、反応時間を最大32%短縮する効果も示している。

【引用:Syoei】ヘルメット内部にはスピーカー、ノイズキャンセリングマイク、複数ブランドと互換性を持つインターコムなど、完全統合オーディオ・通信システムも搭載される。オンライン・オフライン双方に対応し、音声アシスタントによるハンズフリー操作も可能だ。

【引用:Syoei】配線や電源ユニットは外部に露出しないようシェル内部へ完全収納され、内蔵バッテリーは最大約10時間稼働する。発売は来年6月で、すでに1,199ドル(約18万6,700円)で予約が始まっている。一般版「GT-Air 3」の約2倍の価格だが、安全性向上を考えれば十分に投資価値があるとされる。

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