「放置すれば故障連鎖」速くなるウィンカーが示す“最悪の結末”

【引用:depositphotos】運転中、ウィンカーをいつも通り操作したはずなのに、突然「タタタ」と異様に速い音が鳴り出して驚いた経験はないだろうか。普段より明らかにテンポが早くなるこの現象は、ただの違和感ではなく、車両の電装系が異常を知らせている可能性が高い重要なサインだ。

【引用:depositphotos】ウィンカーの点滅速度が通常の2倍近くまで速くなる主な原因は、ウィンカー球の断線である。車両のフラッシャーリレーは、正常な電球が持つ電気抵抗を基準に点滅速度を制御しているため、電球が切れると抵抗値が一気に変化し、リレーが異常と判断して点滅を加速させる。

【引用:depositphotos】このため、点滅速度が突然速くなったら、フロントかリアのどちらかのウィンカー球が切れている可能性が極めて高い。まずは安全な場所に停車し、左右両方のウィンカーを作動させながら、どの電球が光っていないか確認する必要がある。

【引用:depositphotos】もし走行中に異常点滅を発見した場合、最初に行うべきは安全確保だ。高速道路などではハザードを点灯し、徐行しながら安全帯へ避難する。その後エンジンを切り、点灯していない電球を目視で確認する。フィラメント切れや黒い変色があれば断線と判断できる。

【引用:depositphotos】DIYで交換できる車種なら、取扱説明書を確認しながら同規格の電球へ交換することで解決できる。だが、交換が難しい場合や電球に異常がないのに症状が続く場合は、整備工場で詳しい点検を受けるべきだ。速い点滅そのものが“警告コード”として機能しているため、放置するのは危険である。

【引用:depositphotos】最近ではハロゲン電球をLEDへ交換するユーザーも多いが、その際に多発するのが「ハイフラ」だ。LEDはフィラメント電球より電気抵抗が低いため、リレーが断線と誤認して急速点滅を引き起こす。これは故障ではなく仕様による誤判定だ。

【引用:depositphotos】ハイフラを解消するには「抵抗キャンセラー(負荷抵抗)」を追加装着し、LEDでも元の電球と同等の抵抗値を持たせる必要がある。一部車種ではコーディング変更だけで対応できることもあり、車種別に最適な方法を整備工場へ相談するのが確実だ。

【引用:depositphotos】まれに、電球以外の故障が原因で高速点滅するケースもある。例えばフラッシャーリレー自体の不良、ウィンカー配線の短絡・接触不良、あるいはBCM(ボディコントロールモジュール)のエラーが関わっていることもあり、電球交換では解決しない症状が続く場合は専門診断が不可欠となる。

【引用:depositphotos】ウィンカーの微妙な変化は、車が発する小さな異常の声と言える。点滅速度が速くなる現象は見落としがちだが、安全性に直結する重要なシグナルだ。早めの点検と正しい対処で、安心できるカーライフを維持してほしい。

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