
【引用:instagram@calimotivee】アメリカ・カリフォルニア州の部品・サービス会社「Calimotive」が、衝撃的なカスタムプロジェクトを公開した。1966年型フォード・マスタングにテスラ・モデル3の駆動系や内装を完全移植したレストモッド車両で、ショールーム用デモカーとして製作された。クラシックカーのシルエットに最新EVテクノロジーを融合させた姿は、誰が見ても異質な存在感を放っている。

【引用:instagram@calimotivee】改造はフレーム以外を全て取り外すところから始まり、不要なセンタートンネルなどを大胆に除去。車体下部にはモデル3のバッテリーパックを搭載し、足回りを収めるためフェンダーを約6.5センチ拡幅した。外観はマスタングの雰囲気を残しながらも、細部にはテスラ由来の機能が盛り込まれている。インテリアはドアトリムを除きほぼ全てがテスラ部品に置き換えられ、大型センターディスプレイや独特のDシェイプステアリングが装備される。

【引用:instagram@calimotivee】搭載されたパワートレインはモデル3デュアルモーター仕様で、合計出力は400馬力。軽量なマスタングの車体により、0-100km/h加速は約3.5秒と予想される。航続距離は少なくとも322km以上と見込まれ、性能面でも実用域を大きく超えるレベルを実現した。クラシックカーの外観と現代EVのスペックが共存する姿は、従来のカスタムカーの常識を覆すものと言える。

【引用:instagram@calimotivee】さらに驚くべきは、オートパイロットやスマートサモンといったテスラ独自の運転支援機能がそのまま使用可能になっている点だ。Calimotiveは各所にカメラやセンサーを埋め込み、主要機能を正常に動作させることに成功した。ネット上では「夢のクルマだ」「正式にキット化して販売すべき」という肯定的な声の一方で、「マスタングの魂を奪った」「クラシックは純正が価値を持つ」といった批判もあり、賛否両論が飛び交っている。