「一度は消えたスポーツグレード」トヨタ「アクア」に再びGR SPORTが登場した秘密

引用:トヨタ
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トヨタ「アクア」一部改良、装備を大幅強化 最上級「GR SPORT」は約10か月ぶりの復活

トヨタは2026年7月6日、コンパクトハイブリッドカー「アクア」の一部改良モデルを発売した。今回の改良のポイントは大きく二つ。装備全般の充実による商品力強化と、しばらくラインナップを離れていたスポーツグレード「GR SPORT」の復活だ。

アクアは2011年に登場したハイブリッド専用コンパクトカーで、初代モデルは累計約1240万トンのCO2削減に貢献したとされる。2021年7月に登場した現行の2代目は、GA-Bプラットフォームを採用しホイールベースを50mm延長することで後席の居住性と使い勝手を向上させたほか、高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池や、アクセルペダルだけで加減速をコントロールできる「快感ペダル」など独自の技術を搭載してきた。2025年9月の一部改良では、最新のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッドフェイス」を採用し内外装を刷新している。

今回の改良では装備内容を見直し、商品力をさらに強化した。E-Four(四輪駆動)車には寒冷地仕様を標準装備としたほか、XおよびUグレードには上級ファブリックを採用したヘッドレストセパレート型フロントシート、カップホルダー2個付きのリアセンターアームレストが新たに標準装備となった。

なかでも最大の注目点は、GR SPORTの復活だろう。2代目アクアのGR SPORTは2022年11月に初めて設定されたが、2025年9月の大幅なフェイスリフトを伴う改良で一旦ラインナップから姿を消していた。それが今回、約10か月ぶりに再びラインナップへ戻ってきた形だ。

ボディサイズは全長4100mm×全幅1695mm×全高1485mm、ホイールベースは2600mm。専用デザインの内外装に加え、ボディ剛性の強化や足回りの専用チューニングによって、スポーティな走行性能を実現しているのが特徴だ。

エクステリアには専用フロントバンパー&ロアグリル、専用リアバンパーロアカバー、フロントのレッドブレーキキャリパー、GRロゴなどを採用し、スポーティな存在感を演出。足元は205/45R17タイヤに、ダーククリア切削光輝+ブラック塗装を施した17インチ専用アルミホイールを組み合わせた。ボディカラーは専用色のエモーショナルレッドIIを含む全4色を用意する。

インテリアはブラックを基調とし、AIRNUBUCK(エアヌバック)と合成皮革を組み合わせた専用シートを採用。GRロゴ入りのスポーティシート、ダイヤル状の専用ディンプル加工を施した本革巻きステアリングホイール、ガンメタリック加飾のインストルメントパネルやフロントドアトリムなどにより、GR SPORTならではの特別感を演出している。アルミペダルやGRロゴ付きスマートキーといった専用装備に加え、シートヒーターやステアリングヒーターも備え、快適装備も充実させた。

ドライブモードは「エコドライブモード」「POWER+モード」「EVドライブモード」の3種類を用意し、GR SPORTでは「POWER+モード」選択時にステアリングレスポンスを高める専用EPS制御マップも採用する。安全装備ではToyota Safety Senseを標準装備するほか、車両を真上から見下ろすような映像を表示する「パノラミックビューモニター」も備えている。

パワートレインは1.5リッター直列3気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、駆動方式はFF(2WD)のみ。システム最高出力は116PS、WLTCモード燃費は30.7km/Lだ。GR SPORTの価格(消費税込み)は323万8400円となっている。

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