「社長と副社長が本気でケンカ?!」トヨタ社内対決から生まれた700PSカムリ、量産予定なしの理由

トヨタGRカムリ、7気筒700PSのツインエンジン4WDマシンを富士24時間で公開

GRカムリ 引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

トヨタは2026年6月5日、スーパー耐久シリーズ第3戦「NAPAC富士24時間レース」の会場で、2基のエンジンを搭載したカムリのプロジェクトカーを公開した。合計7気筒、総合出力700PS、4WD構成を持つこのマシンは、量産化の予定はないが、GRが性能の限界に挑む実験的な試みだ。

引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

ケンカ三番勝負・第3戦の舞台に

このプロジェクトは、2026年1月の東京オートサロンを発端とするトヨタの社内対決企画「ケンカ三番勝負」の第3戦として企画されたものだ。豊田章男会長(モリゾウ)率いるチームGRと、中嶋裕樹副社長率いるチームTRが、北米生産カムリをベースに独自のカスタムカーを製作し激突。決着の舞台としてスーパー耐久シリーズ富士24時間レースが選ばれた。公開された2台は、それぞれまったく異なるコンセプトと方向性を持つ。

引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

1.6L+2.0L、7気筒700PS・AWD

チームGRが製作した「GRカムリ」の核心はツインエンジン構成だ。ボンネット下にはGRヤリス、GRカローラ、レクサス LBX MORIZO RRにも搭載される1.6リッターターボ3気筒エンジンを収め、トランクスペースにはGRが新たに開発した2.0リッターターボ4気筒の「G20E型」エンジンを追加搭載した。最大400PSを発揮するこのユニットは、将来的なGRセリカやMR2後継モデルへの搭載が取り沙汰される次世代エンジンだ。2基のエンジンを合わせた総合出力は700PSに達し、4WDシステムを介して四輪に伝達される。外観はワイドボディキット、カスタムバンパー、フェンダーフレア、大型固定式リアウィングで仕上げた。

引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

1.6L+2.0L、7気筒700PS・AWD

チームGRが製作した「GRカムリ」の核心はツインエンジン構成だ。ボンネット下にはGRヤリス、GRカローラ、レクサス LBX MORIZO RRにも搭載される1.6リッターターボ3気筒エンジンを収め、トランクスペースにはGRが新たに開発した2.0リッターターボ4気筒の「G20E型」エンジンを追加搭載した。最大400PSを発揮するこのユニットは、将来的なGRセリカやMR2後継モデルへの搭載が取り沙汰される次世代エンジンだ。2基のエンジンを合わせた総合出力は700PSに達し、4WDシステムを介して四輪に伝達される。外観はワイドボディキット、カスタムバンパー、フェンダーフレア、大型固定式リアウィングで仕上げた。

引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

グラチャンスタイルで仕上げた2台目のカムリ

チームTRが製作した「TRカムリ」は、まったく異なる雰囲気を持つ。富士グランドチャンピオンレース(グラチャン)を発祥とする往年の国内カスタムスタイルで仕上げたこの1台は、黒いボディに緑のアクセントを加え、大型フロントスプリッターと誇張されたリアスポイラー、車体後方に約180cmそびえ立つ竹槍マフラーを装着している。内装もひと際独特だ。トランスミッションのトンネルには偽物の氷の塊が入ったガラス製シフトノブとガラス製シガーホルダーが備わり、往年のカスタム文化特有の過剰な美学を体現している。

引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」
引用:YouTubeチャンネル「nenkatsuねんかつ」

量産はないが、GRの方向性は明確だ

700PSのツインエンジンカムリがショールームに登場する可能性はない。しかし、このプロジェクトカーが示すメッセージは明確だ。かつて「無難なファミリーカーの代名詞」と評されたトヨタが、GRブランドを通じて性能領域でのアグレッシブな実験を続けていること——700PSの怪物で象徴的な国内投入を記念するその発想そのものが、現在のGRというブランドを雄弁に語っている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

モバイルバージョンを終了