
フェラーリは、同社初の4ドア・4シーターモデル「プロサングエ」のスポーツ性能をさらに引き出すために開発した専用仕様「ハンドリング・スペチアーレ」を発表した。この仕様は、車両の多用途性を維持しながら、メカニカルおよび電子制御の応答を精密に調整し、より高いスポーツ走行性能を実現するよう設計したのが特徴だ。
◆ ボディロールを10%低減しV12エンジン性能を最適化
ハンドリング・スペチアーレ仕様は、フロントミッドに自然吸気V12エンジンを配置し、リアにトランスミッションを搭載するトランスアクスル・レイアウトを基本としている。最高出力725PS、最大トルク716Nmを発揮し、0-100km/h加速は3.3秒で、最高速度は310km/h以上となる。
アクティブサスペンションのキャリブレーション変更を含む走行関連パラメーターの調整により、ボディロールを10%低減した。変速ロジックを見直し、マネッティーノの「レース」および「ESC OFF」モードでの応答性を高めた。さらにマニュアルモードでは5,500rpm以上の中〜高回転域での変速レスポンスを向上させている。また、エンジン始動時および加速時に排気サウンドが車内により強く響くようチューニングを施している。

◆ 専用スタイリングの採用と7年間の無償メンテナンスサポート
外観にはダイヤモンドカット仕上げのホイール、カーボンファイバー製サイドシールド、マットブラックのテールパイプを装着した。リアにはブラックの「カヴァリーノ」エンブレムとサテン仕上げのフェラーリロゴを配し、インテリアにはハンドリング・スペチアーレ仕様であることを示す専用プレートを配置した。
フェラーリは全ラインナップに標準適用される「ジェニュイン・メンテナンス・プログラム」を本モデルにも適用し、納車後7年間の定期点検およびメンテナンスを無償で提供している。定期点検は走行2万kmごと、または走行距離にかかわらず年1回実施される。