「サービスセンターへ行け」テスラが異例の物理リコール、無線更新で解決できない理由

引用:テスラ
引用:テスラ

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が重量認定ラベルの不備を理由に、テスラのモデルY車両1万4,575台に対するリコールを発表した。

22日(現地時間)、The Vergeによると、今回のリコールはテスラが通常実施している無線ソフトウェアアップデートでは解決できず、ドライバーが直接サービスセンターを訪れる必要がある物理的な対応に該当するとのことだ。

重量認定ラベル不備リコールの発生経緯

米カリフォルニア州フリーモント工場の自動画像スキャンツールの不具合により、特定期間に生産された車両の運転席ドア内側に必要なラベルが貼付されないまま出荷されたことが原因だ。

リコール対象は2025年11月17日から2026年4月21日までに製造されたモデルY車両だ。該当ラベルは車両の最大安全積載重量やタイヤ情報、製造日などを表示する重要な役割を果たす。多くのドライバーが見過ごしがちだが、最大積載重量を超えて荷物を積むと走行安全に深刻な危険をもたらす可能性があるため、必須の要素だ。また、適正なタイヤ空気圧を確認する用途にも活用される。

テスラの対応状況と所有者への影響

テスラはリコール対象車両のうち、実際にラベルが未貼付の車両は約45%程度と推定している。テスラはすでに不具合を起こした自動画像スキャンツールの修正を完了した。また、出荷前に生産チームのスタッフがラベルの貼付状況を目視で確認する手順も導入した。

OTAアップデートの限界と物理リコールが示す課題

ホイール脱落といった重大欠陥を伴う過去のリコールと比較すれば、今回の安全リスクは相対的に低い。ただし、対象車両の所有者はサービスセンターを訪れてラベルの貼付状況を確認してもらい、未貼付の場合は新たにラベルを貼付してもらう必要がある。

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