内外装と品質の第一印象
乗った瞬間「お金を使った」という感覚

ポールスター・4、吉利汽車傘下のブランドだが、テスラと二大巨頭と言われる理由は乗ってみるとわかる。エンジンスタートボタンなしで即発進する方式から始まり、方向に応じて聞こえる立体的なサウンド、ヘッドレストから出る個人化されたナビゲーションの音声まで、従来の電気自動車とは一線を画す体験を生み出す。車に乗った瞬間から何かが違うと感じるタイプだ。特にオーディオはスペック数字以上に優れた没入感を与え、この部分で「お金を使った」という感覚が確実に来るという反応が多い。
デザインは洗練されているが、時間が経っても飽きない

ポールスター・4のデザインが持つ最大の特徴はタイムレスな感覚だ。流行に左右されるデザインではなく、5年後に見ても古臭くない方向で作られている。派手に目を引くタイプではなく、見るほどに「よく作られている」と思わせる車だ。よく仕立てられたスーツのように過剰ではないが品格が感じられる、そんなデザイン言語を持っている。
走行性能とインターフェースの実力

堅固で安定した走行、スポーツ志向が強いセッティング
乗り心地が柔らかいというよりは、しっかりとしたスポーツ志向に近い。ふんわり包み込むタイプではなく、路面を直接感じながら走る方だ。回生ブレーキとペダルセッティングのバランスがよく取れているので、日常の走行で違和感がない。電気自動車特有の即時反応とこの堅固なセッティングが組み合わさると、コーナリング時の安定感の高さが走るほどに伝わってくるタイプだ。

物理ボタンのないインターフェース、好みが分かれる部分
ほぼすべての操作がタッチベースで構成されている。一部の機能のアクセス性や側面の騒音は好みが分かれるポイントとして言及される。しかし、HUD、メーターパネル、ナビゲーションUIは直感的で完成度が高い。物理ボタンがないことが不便か便利かは結局、どれだけ早く適応するかの問題だが、この車は適応した後、全体の使い勝手がかなり満足できる構成になっている。

総合評価とターゲット層への訴求
よく作られた電子製品のような車、称賛であり限界だ

ポールスター・4を一言で表現すると、よく作られた電子製品だ。欠点がなく完成度が高いが、内燃機関のように感情を刺激する要素は不足している。エンジン音や排気音といった感性的な刺激がないので、乗れば乗るほど愛着が深まるタイプではないという評価が出ている。欠点がないほどよく作られているが、心が躍らない車、これがポールスター・4の最も率直な評価だ。
感情より技術と完成度を重視する人に合った車
この車が合う人と合わない人がかなり明確に分かれる。車で心臓が躍る感覚を求める人には少し退屈かもしれない。しかし、技術、完成度、デザインを優先し、電気自動車の体験自体を新しくしたい人には、今この価格帯で強い選択肢だ。テスラが実用と技術で市場を抑えたなら、ポールスター・4はそこに感覚と完成度を加えた方向だ。電気自動車市場で二大巨頭と言われる理由が、この車に乗れば納得できる。