フェラーリも抗えなかった!986馬力のEV「エレットリカ」…“電動化時代のフェラーリ”へ

【引用:フェラーリ】フェラーリは来年公開予定の初の電気自動車「エレットリカ(Elettrica)」の仕様を一部披露した。伝統のGT形状を継承しつつ、ホイールベースを短く、運転席を前寄りに配置することで、ミッドシップスーパーカー的な操縦性を維持する設計となっている。800Vバッテリーや4モーター駆動系はすべてマラネッロで自社開発・生産される。

【引用:フェラーリ】性能面では、ブーストモードで986馬力以上を発揮し、航続距離はWLTP基準で約530km。0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は約310km/hを見込む。14モジュール構成のバッテリーパックを車体構造に統合し、前後重量配分比を47:53に最適化。車両重量は約2.3トン程度と推定される。

【引用:フェラーリ】走行制御面では、4つのモーターを用いて各ホイールへのトルク配分を精密制御できる。そのため電子制御LSDを超えるハンドリングバランスが可能とされ、FAST(フェラーリ・アクティブ・サスペンション)も採用される。さらに四輪操舵システムも搭載予定で、高速時の安定と低速時の旋回性の両立を図る。

【引用:フェラーリ】一方、フェラーリは電動化を進めつつも、V12を含む内燃エンジンを完全には捨てない方針を明言している。2030年までに全ラインナップの60%を電動化する計画だが、ハイブリッドと合成燃料対応エンジンを併存させ、ブランドの伝統と未来を両立させる構えだ。

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