窓閉めたまま排気ガスを自ら吸う状況に…エアコンボタンの落とし穴



<figure class=
引用:depositphotos

自動車のエアコンパネルにある車内循環を示す矢印マークのボタン、内気循環モードを習慣的にオンにしている運転者は多い。

しかし、このボタンを誤った使い方で長時間放置すると、窓を閉め切った車内で自らが排出した二酸化炭素にさらされる危険を招くおそれがあるため、注意が必要だ。



<figure class=
引用:depositphotos

30分以上の内気循環は二酸化炭素急上昇

内気循環モードは外気を遮断し、車内の空気だけを循環させる機能だ。外部の汚染された空気の侵入を防ぐ便利な機能だが、使い方を誤ると運転者の健康に悪影響を及ぼす。

特に注意が必要なのは、30分以上継続して内気循環モードを使用するケースだ。狭く密閉された車内で複数人が呼吸すると、車内の二酸化炭素濃度が急激に上昇し、酸素濃度は低下する。



<figure class=
引用:depositphotos

酸素不足が眠気・頭痛・事故を招く

酸素が不足すると脳はすぐに反応を示す。強い眠気はもちろん、頭痛や集中力の低下が代表的な症状だ。高速道路走行中に突然眠気に襲われる場合、疲労だけが原因ではなく、内気循環の使い方が一因となっている可能性がある。このような状態での運転継続は事故を引き起こす直接的な原因となり、高速走行中は特に危険度が増す。

では、内気循環ボタンはいつ使用するのが最も効果的だろうか。専門家は、特定の状況に限定して使用することを推奨している。



<figure class=
引用:depositphotos

トンネル・PM2.5・冷暖房開始時に活用

トンネルや地下道を通過するとき、あるいは排気ガスが気になる大型車の後方を走行するときは積極的な活用が有効だ。トンネル内に滞留する排気ガスや有害物質の侵入を防ぐ効果が高いためだ。また、PM2.5や黄砂がひどい日、そしてエアコンや暖房を使い始める際に冷暖房効率を一気に高めたいときは、短時間、補助的に切り替えるとよい。

基本は外気導入モードを習慣化

運転時のコンディションを良好に保つには、基本的に外気導入モードを使用する習慣をつけることが重要だ。天候が良い日は常に新鮮な外気を取り込むことで脳の覚醒状態が維持され、安全な運転環境を確保できる。冷暖房の使い始めは効率向上のため5〜10分程度内気循環を使用し、車内が適温に達したら速やかに外気導入モードへ切り替え、新鮮な空気を取り込むようにしたい。トンネルを抜けたら速やかに外気導入に戻す習慣も大切だ。



<figure class=
引用:depositphotos

こまめに切り替えるべき内気循環ボタン

内気循環ボタンは一度押して忘れるボタンではない。道路状況や車内の空気環境に応じてこまめに切り替えながら使う機能だ。

車両ごとの自動換気システムの性能差については、現時点で一概に断言することは難しい。しかし、手動で切り替えが必要な車両であれば、運転者がこまめに操作することが、健康と安全運転を守るうえで重要なポイントとなる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

モバイルバージョンを終了