
ホンダ新型「Super-ONE」公開──軽EVの頂点、最高95PSのレトロモダン・ホットハッチ
ホンダは、軽自動車を基盤とするEVラインアップの頂点に立つ新型「Super-ONE(スーパーワン)」を公開した。名車「N360」から着想を得た「N-ONE」をベースに、2025年登場予定の「N-ONE e:」のスポーツ性能を極限まで高めたこのモデルは、ホンダの電動化戦略における象徴的な一台となる。
「シティ ターボII」を彷彿とさせるレトロモダンデザイン
デザインは1980年代の伝説的ホットハッチ「シティ ターボII(ブルドッグ)」を彷彿とさせるもので、日本では「Super-ONE」、英国では「Super-N」の名称で親しまれることになる。ワイドトレッド化に伴うブリスターフェンダーの装着によって5ナンバー登録へと変更されており、コンパクトながらも路面に踏ん張る迫力ある佇まいを完成させている。
BOOSTモードで95PSを発揮する電動パワートレイン
注目のパワートレインは最高出力64PSを基本としつつ、BOOSTモード選択時には95PS(70kW)という胸のすく加速を提供する。29.6kWhのバッテリーによる航続距離は274km(WLTC基準)をマーク。また、ドライバーの感性に訴える「仮想変速制御」やエンジンサウンド機能の搭載により、EV特有のシームレスな走りに「操る楽しさ」という付加価値を融合させている。
339万円から日欧同時展開、小型EV市場に新たな選択肢
価格は339万円からに設定され、日本と欧州で同時展開される。このモデルは、実用一辺倒になりがちな都市型EV市場において、レトロモダンな意匠とダイナミックな走行性能を武器に独自の地位を築くだろう。