
【引用:BTET】トヨタとBYDが共同開発した電動セダンbZ3は、中国市場専用モデルとして商品力を大幅に引き上げ、改めて注目を集めている。本モデルは両社が設立した合弁会社BTETで生産され、トヨタの電動化ブランドbZシリーズに位置付けられる。先進運転支援や車載システムを強化しながら、価格帯を約200万円前後に抑えた点が、同クラスの電動セダンとして際立った特徴となっている。

【引用:BTET】改良モデルはbZ3スマートホームエディションとされ、外観の変更は新色の追加とテールランプ意匠の調整にとどまる。一方で技術面では、ルーフ上部にLiDARセンサーを新設し、合計32個のセンサーを用いた運転支援システムを構築した。これにより自動運転レベル2相当の機能をサポートする。車体寸法は全長4725mm、ホイールベース2880mmと従来同様で、e-TNGAプラットフォームを継続採用している。

【引用:BTET】室内では従来の12.8インチに代わり、縦型15.6インチの大型インフォテインメントディスプレイを搭載した。デジタルメーターと連動し、アンビエントライトやデュアルワイヤレス充電、パノラミックルーフ、AI音声アシスタントなどを統合する。ADASの演算基盤にはNVIDIADRIVE5.0級とクアルコム製最新プロセッサーを組み合わせ、毎秒544兆回規模の演算性能を確保した。バッテリーにはBYD製のLFPブレードバッテリーを用いる。

【引用:BTET】パワートレインは2仕様が用意され、184馬力モデルは49.9kWhでCLTC基準517km、245馬力モデルは65.3kWhで616kmの航続距離を実現する。価格はエントリーグレードで約250万円台から、上位仕様でも360万円前後に収まる。600km級の実用航続と先進装備をこの価格帯で提供する点は、中国EV市場におけるコストパフォーマンスの基準を押し広げる存在として評価されている。