「安全より規模」を選んだ中国、事故直後に車両を増やし続ける自動運転大手の論理

引用:NVIDA
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中国の主要自動運転スタートアップ各社が、3月に発生した大規模車両故障事故以降、規制強化にもかかわらずロボタクシーの運行規模を積極的に拡大している。

28日、中国の経済メディア「財新」によると、ポニーAI(小馬智行)やウィーライド(文遠知行)など中国の主要自動運転企業は今年に入って数百台規模の無人車両を追加投入した。

ポニーAIは24日時点で車両規模が1,700台を超えたと発表した。2か月前と比べ約250台増加した数字だ。今年の目標車両規模も従来の3,000台から3,500台に上方修正した。ウィーライドも4月末時点で中国国内の運用車両を前月比約200台増の1,000台に拡大した。

百度Apollo Goの急成長と3月の大規模事故

百度のApollo Goは2025年第4四半期(2025年10月~12月)に320万件の注文を処理したと発表した。これは前年同期比120%増加した数字で、3月には週間注文量が35万件を超えた。ただ、正確な車両規模は公開していない。

3月31日、武漢でApollo Goが運営していたロボタクシー約100台がシステム障害で一斉に停止する事故が発生した。その後、当局は安全監督強化を理由に自動運転車の新規免許発行を停止するなど、業界全体を対象とした是正措置を実施した。

それにもかかわらず、中国の自動運転業界は車両拡大目標を維持し、急速に規模を拡大している。

冷却期間下でも続く規模拡大の論理

ただ、業界関係者らは当初の政府対応は厳しかったものの、実際の規制レベルは最近やや緩和されたと「財新」に語った。現在、業界は6月末まで続くと予想される冷却期間にある。

「財新」は、中国の規制当局が相次ぐ自動運転事故を受けて、積極的な商用化拡大と公共安全のバランスを模索していると指摘した。こうした状況下でも続く車両拡大が中国の自動運転産業の堅調さを示していると評している。

安全実績に基づく差別化規制の必要性

業界では一律規制ではなく、企業ごとの安全実績に基づく差別化規制が必要だという声も上がっている。ウィーライドのトニー・ハン最高経営責任者(CEO)は「一社の問題だからといって業界全体が責任を負う必要はない」とし、「安全実績が優秀な企業を優遇し、実績が低調な企業には不利益を与える方式が必要だ」と強調した。

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